9月17日(土) 熊本県大津市の体育館で、九州フットサルリーグ第5節が行われた。
第4節までの結果で、上位4チームが勝ち点で並ぶ大混戦になっているため、この熊本ステージの2試合の結果が最終順位に大きく影響するのは間違いない。
我々エスペランサの相手は、KagoshimaFR(以下FR)。
一昨年前の全日本選手権九州大会のチャンピオン。その時エスペランサは2位。
そして昨年は我々エスペランサがチャンピオンになり、FRは2位。
まさに好敵手(ライバル)である。
絶対に負けられない、負けたらもう優勝の可能性は全く無いと言ってもいい。 そんな大事な一戦だった。
7月・8月と夏の間、ずーーっと悩んでいた。どのようにこの一戦を戦うか。
いつ何時も頭から離れることがなかった。
取りにでるか ・ ・ ・ 引いて守るか ・ ・ ・
かなり偏るけどベストの4人をセットするか ・ ・ ・バランス重視でいくか ・ ・ ・
意志が固まりそうでなかなか決定出来ない。
練習の後、頭は真っ白になってしまう。 そんな日々が流れた・・・ 何時か決めなければいけない。
様々な可能性やパターンを考えた。 考えて考えて考えすぎたのかも?
・プレスラインをかなり前の方に設定し、ややフルプレス気味にボールを奪いに行こう。
・体力の消耗が考えられるので、バランス重視のセットを組み、上手く交代させていこう。
結果は 2-3 で負けてしまった ・ ・ ・
エスペランサの選手達の技術・経験ともに足りなかったのもあると思うが、私の作戦による敗戦だったと思う。
FRは、エスペランサのフルプレス気味のプレッシャーにも慌てることなく、ドリブルとポジションチェンジを上手に使ってパスを回し、チャンスを演出していた。
過去に数回FRと対戦したイメージでは、ややワンマンチームの印象もあったのだが、全くそんなことはなく、チーム全員がフットサルをよく知っているすばらしい選手達だった。
エスペランサもやや堅いながらもそれなりにチャンスはあったのだが、一度もリードすることもなく負けてしまったのだ。
別の戦い方をしていれば、ひょっとしてちがう結果だったかもしれない・・・
言い訳なら山ほどある・・・
でも、一番の敗因は、戦術を指揮した私の勉強不足と経験不足だ。
選手達は、厳しいフィジカルトレーニングにも耐え、私が述べることを理解し実行しようと一生懸命だった。
勝たせてやることが出来なかった ・ ・ ・
でも、私が下を向いていても何も始まらない。
何時の日か、この敗戦があったからチームが強くなれた と言えるように頑張るしかないのだ。
この試合では、少し守備の乱れが目立ったと思う。
相手がフットサルをよく知っていて、マークをずらすのが上手だったのもあると思うが、フルプレスを仕掛けた割には全体的にプレッシャーが弱かったかな。
オスカーさん。
あなたの教えを忘れ、攻撃の練習にウェイトをかけてしまった私がバカでした。
猛反省致します。