フットサルの練習内容を決めていくうえでまず考えなければいけないことは、フットサルというスポーツの特性だと思う。もちろんサッカーがとても上手な選手が集まれば、フットサルとしても強いチームになるのは間違いないだろう。しかし、九州や全国という広い範囲で見た時、それだけでは勝てないことも確かだ。そこで、フットサル独特の特質といえるべきことを考えてみよう。
① コートが狭い ⇒⇒プレッシャーが速い。
⇒⇒ゴールが近いので、すぐにシュートチャンスがやってくる。
② FP4人+GK1人 ⇒⇒全員が攻撃と守備の両方に責任がある。
⇒⇒数的に不利や有利な状況が出来やすい。
③ 室内もしくは人工芝 ⇒⇒ストップが効く
④ 5ファール制 ⇒⇒安易なファールでチームのピンチを招く。
⑤ 自由な交代 ⇒⇒コート内は全力プレイし、ベンチで休憩。
この他にもまだまだ考えられるものがあると思うが、とりあえずこの程度にしておこう。これらのことを頭に入れて、後は想像力を膨らませ、どのようなトレーニングを繰り返していくか考えていくべきだ。
特に大切なキーワードになってくるのが
「ボールを簡単に失わない」 「攻守の切り替えを速く」 であろう。
これらの言葉はサッカーでもよく使われることだが、実質、サッカーとは比べものにならないほど高いレベルの精度と速さが求められる。
ボールを失わず、攻撃をシュートまで持って行くために、FPは皆フェイクをし、相手の逆をとり、自分でスペースを作る。そしてパス ・ アンド ・ ゴー を繰り返しマークをはずす努力をし、シュートのチャンスをうかがう。相手にボールを取られたら、瞬間的に自陣に戻りディフェンスの組織を作り相手の攻撃に対応していく。このスピード感がフットサルの醍醐味でもあり楽しさでもある。
エスペランサのトレーニングにもいつもこのキーワードが付きまとっているのだ。