5月20日(日)
とうとう今期の九州リーグがスタートしました。
ちなみにアズナは2部リーグ・・・
昨年度、1部リーグで最下位となり、今期は2部リーグに降格です。
そして20日(日)に第1節の試合をしたのですが、
試合の内容、結果等の前に、近況報告をしておきます。
2月の中旬に2部降格が決定し、
1年で返り咲くことを決意して、
完全なオフは1週間やそこらの短さにして、
2月中にはトレーニングを開始しました。
約3ヶ月のオフシーズンの間に、
バッチリトレーニングして、バリバリのスタートを切ってやろうと思っていました。
ところがところが・・・
いざトレーニングを初めてみると、
全く人が集まらないという状況にガッカリ・・・
時々バサジィの選手達がオフ中のトレーニングを兼ねて顔を出してくれて練習が盛り上がることもあったけど、
基本的にアズナのメンバーはいつも5~7人くらいという惨めな状況。
そして、3月~4月にかけて、メンバーの顔ぶれにも変化がありました。
No3のロボ1号は、
医師という仕事が大変すぎてフットサルに回す気力が無いらしい。
No9のツバサは、
文理大を卒業し、就職で地元の四国に帰ってしまいました。
ということで、2名の選手がチームを去ってしまい、
その代わり、ルーキーもやってきました。
No6、 イソガワ
トリU-15 → 豊府高校 → 熊本大学 というラインで大学の4年間大分を離れていましたが、
このたび大分で公務員を目指すことになり、アズナに入団。
大学の4年間、熊本でフットサルをやっていて、九州リーグにも参戦していたので、頼もしい即戦力です。
そして No8, 悪童カツラギ
トリU-15 → 鶴崎高校 → 桃山学院大学 という感じで大分を離れていたが、
彼は大分で消防士を目指すために帰ってきてアズナに入団してくれました。
コイシと晋の高校時代の同級生で、選手権組のFWだった男。
まだフットサルに慣れていないものの、ポテンシャルやシュート力は間違いなく九州トップレベル。
さらにNo9, 全力ボーイヤマグチ(ロボ5号)
なんと、若干15歳ながら、そのスピードと技術、パワーは大人顔負けって感じです。
そして何よりも、若さ故の全力プレーはさすがに高校生らしいと言うか、
純粋な感じがしてとてもさわやかな気持ちになれます。
現在、15歳の間に九州リーグで得点させようと企んでおります。
そしてもう1人は貴重なゴレイロ! No20, ドイ
高校卒業年代なんですが、
高校最後の冬に怪我 → 手術 となったため、現在はまだリハビリ中。
なのでまだ彼のプレーをしっかり観たことがないのですが、
経歴や噂で判断する限りでは、なかなかの実力者だと思います。
アズナのゴールを1人で守ってきたマサトとは同級生になるので、
2人で良きライバルみたいな感じで切磋琢磨していって欲しいものです。
新規登録はこの4名。
彼らの他にも大学生2人+高校生2人の練習生が加わっています。
これで少しは賑やかに練習が出来るはずだったのですが、
今まで練習を盛り上げてくれていた、コイシと晋が、
4月からフレッシュマンとなり、仕事場が2人とも県北のほうなので、
平日の練習に参加するのが難しくなり、
さらにエトーは就活の年ということで、
ペアレンツストップのためほとんど練習に来れないことになり、
さらにアキシノ(ロボ4号)は何月病か分かんないけど、
いつもの「いじけ虫」が発病してとうとうチームを離脱。
ということで、結局練習は少ない人数のまんま・・・
練習に来ているメンバーのほとんどが新加入や練習生という状況が何回も続き、
まるでフットサルの初心者クリニックみたいな練習をやってる時期もありました。
これについては監督である自分の
対策と工夫しだいでは、もっと良いトレーニングが出来たんじゃないかと反省しています。
こんな感じで、
上手くオフシーズンのトレーニングが進まなかったわけですが、
第1節の相手は、「エスペランサ熊本」でした。
熊本においても九州でも古カブのチームであり、
今期加入選手のイソガワが昨年度までお世話になっていたチームである。
結果は 2-2 の引き分け。
スリルと緊張感に欠ける試合展開で、ちょっとグダグダした感じのある試合でした。
アズナは前半から攻撃が全く噛み合わず、
ボールの失い方が悪くてカウンターを何回受けたことか。
相手のパスミスやシュートミスにかなり助けられました。
前半は 1-0
前半10分くらいで、パス回しで相手を揺さぶってからの折り返し、
最後はススムがインサイドでしっかり狙ってゴール隅へ流し込んだ。
ハーフタイムでの指示、
・後ろでボールを回しているだけで、みんなの足も止まっていて全く面白くない。
後ろでパスを出した者がもっと長い距離を走って仕掛けていこう。
・特にサイドでのボールプレッシャーが遠すぎるので、簡単に中に入られてしまっている。
もっとサイドでのボールプレッシャーを速く強くしよう。
この2点を確認した。
ところが、後半になってもノラリクラリは全く変わらず、
むしろ前半よりも足が止まっているように見えた。
確かに選手の人数が少なくて、
FPを6人で回していたのでややハードであることは分かるが、
それにしてもここまで動けないものか、とある意味ビックリでした。
動けなくてサボるからパスコースを作れていなくてパスが回らない。
パスコースが無いからドリブルで挑んだり、リスクの高いパスを狙って相手に引っかかる。
相手に引っかけるからカウンターを受ける。
動けないから返って来れなくて数的不利になる。
動けないからDFの連動もサボってやらない。
DFの連動が出来ないから余計な体力をDFで使うことになる。
さらに疲れて、足が止まって・・・という悪循環にはまっていく。
ずーっとこんな感じで試合をしていた気がします。
結局後半は、先にアズナが点を取って、2点差に離したものの、
ぬるいDFのボロが出てきて2失点し、引き分けにされてしまいました。
もし自分がまだ若くて、コートで走れるような身体だったら、
絶対にこんな情けない試合なんかしないのに!と、とても悔しい思いでいっぱいでした。
今回の試合では個人採点は出しません。
なぜなら、
私も含めて全員3点未満だからです。
最近、頭を離れないシーンと、頭の中で繰り返される言葉があります。
そのシーンというのは、
2009年の12月にプーマカップ九州大会の決勝戦で、
残り2秒のミラクルを起こして当時のスポルバ21(今のレオン福岡)に追いつき、
延長、PK戦の末に九州チャンピオンに輝いた時。
その言葉というのが、
その試合の後、スポルバの選手が言っていた言葉、
「九州では自分たちが一番努力していると思っていたが、
たぶんアズナの努力のほうが自分たちより上だったんだと思います。」
努力の形はチームによって違うので、
どこのチームが一番なのかは分からないけれど、
確かにあのころのアズナはとにかく頑張っていたと思います。
ボールを蹴る前のフィジカルトレーニング。
チーム内の競争意識。
練習への参加率や優先順位。
どれをとっても今とは比べものにならない取り組み方、意識の高さだったと思います。
今の状態はと言えば?
楽しそうだけどハッキリ言ってメリハリに欠ける中途半端な感じ。
こんなんではボルクやレオンに勝てないのは当たり前。
むしろどんどん引き離されていくのがオチ。
だけど結局、身体を動かして、自分の時間を削って、自分のお金を使って、
上を目指して頑張るべきは選手達。
私は後ろからの援護射撃とアドバイスしかできない。
そんな自分の体力も気力もいつまで維持できるか分かんない。
アズナにはもっともっと強くなって欲しい。
そのために自分が出来ることはとにかく何でもやってやろう。
選手達の奮起を信じたいと思います。
次の九州リーグは、
6月の大分ステージで2連戦です。
そこに向けて頑張ります。