泣いてばかりいる場合ではない、癌との戦いのスタートです。


肺の癌がまだ残っているようですし、体全体に散らばった癌との戦いです。


抗がん剤の投与を受け頭の毛は抜け落ち、


目は見えなくなり、耳も前にも増して聞こえづらくなり、


体の左半分は麻痺したままです。


命が助かっただけでもよかったと思うようにしています。


しかし、すべての戦いに勝利をおさめたとしても余命は2年弱と言われています。


後は運に任せるだけ、今まで運なんて考えたこともない私でしたが、


幸運が自分自身に来ることを常に祈り続けます。


そして4,5年は生き続けたいと思っています。


5年間生き長らえたとしてもまだ62歳!まだまだ若い。


さしあたり今の夢はこれから5年間は生きて見せること、



がんばれ!がんばれ!   まだまだ元気です。


マージィチャンの命のカウントダウンです。


決して遺書なんかではありません。


もしも、書きたいなっと思ったときに書くことができなくなっていたら困る。


これからおよそ2年間にわたり、書き残せる限り書き続けていきたいと思っています。


2009年の10月2日にマージィチャンは日大病院に入院しました。


きっかけは、ただペットボトルを持つことができないことがあり、


なぜか左手が麻痺しているような感じがしたので


MRIを使って検査をしてもらったのです。


今まで宝くじにも当たったことがないのに何と癌が大当たり!


頭の中に5㎝大の腫瘍が発見されました。


そのほかにも1㎝大のものが数多く点在していたらしいのです。


さらには肺にも腫瘍が見つかり、バナナの大安売りではないんだよ、全く


宝くじには当たらないのに癌には当たってしまうなんて、


なんて運のない人間なのかと思いました。


それにしても自分の頭の中にまさか癌ができているなんて、、、、、


にわかに受けいることなどできるわけもありませんでした。


たった一人で泣きました。


泣いてもどうして自分が癌に侵されてしまったのか?わけがわからず


医師の判断に自らを委ねるより術はありませんでした。


なんと!医師の話ではこのままでは余命3カ月だと告げられたのです。


すぐに手術をするしか方法はないとのことでした。


手術の内容は、頭蓋骨に穴をあけ中の癌細胞を摘出!


簡単に頭蓋骨に穴をあけるだなんて、マージィチャンには想像もできませんでした。


茶碗蒸しのふたのように直径7㎝くらいの穴をあけ、そこからがん細胞を取り出す!


なんて怖い話でしょうかね。


どれくらいの時間がたったのでしょうか?


マージィチャンの顔の目の前に医師の顔が、、、


「手術は無事、成功しましたよ。」っと笑顔で伝えてくれました。


思わず眼から涙があふれ出しました。


「先生、本当にありがとうございました。」


生きている喜びをかみしめ、その日はベッドで泣きじゃくり続けました。


左手と、左足が痙攣して止まらない!


その後、心臓までバクバク!、バクバク!


本当に死ぬのか?と思いました。


良く考えてみると頭の中からの指令なのかもしれません。


脳みそがパニックを起こして、


勝手に手や、足を痙攣のように動かし、


そのまた心臓までをも痙攣させだして、


そのままの状態が続くと死ぬ恐れもあるかもしれない、


なんてことも考えてしまいました。


こんなことが退院後に起きたらどうすればよいのでしょうか?


看護婦さんが「その時は119番で病院まで連れてきてもらってください。」


だってさ


退院が待ちどうしいやら、不安やら、、、