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まったく今日なんて日は朝から体調が悪くてさ


何度も何度もトイレに駆け込んで汗だくになっちゃっていたんだけど



心ある人達の優しさで今は大分楽になったんだ



きっと胃腸炎なんだろうな この感じはさ




いつもいつも僕はみんなの優しさのお陰でいまここで息をできているのだけど



馬鹿で忘れやすい僕はその事をたまに忘れてしまうんだ



いなくなっちまった奴らの事もふとした瞬間に忘れてしまっている馬鹿な僕がいる




だから僕は絵を刻む



それはきっと愚かな自分への戒めでもあるから






thanx my family.





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いつも仕事帰りに寄るコンビニがあってさ



レジには、いつも夜にバイトに入ってる20代前半の女の子がいたんだ


その子はいつも誰にでも可愛い笑顔で対応してて、僕のタバコの銘柄を覚えてくれてる子で、 お釣りをくれる時になんか一言、お疲れ様です。とか、今日も暑いですね。とか声をかけてくれるいい子なんだ



いつも疲れて帰る僕の心を少しだけ癒してくれる


その日もいつものようにレジでタバコを買おうとしたんだ


「お疲れ様です。タバコですか?168番ですね? あと、今日で私ココのバイト辞めるんです。 今までありがとうございました。 元気で仕事頑張ってくださいね」



って言ってきたんだ




思わず僕も




「そうなんだ。お疲れ様。寂しくなるけど、これからも笑顔で頑張ってね。」




そう言ったらその女の子は少し下を向いて、また顔をあげると、最後の笑顔と、声にはならなかったけど、口の動きで分かったんだけど、ハイッって言ったんだ





その目には涙が少し見えたような気がした




僕のレジが終わると女の子は小走りでバックヤードに向かってしまった





僕は変な感じがしたのだけど、店を出て帰路についたんだ





しばらくコーヒーを飲みながらその子の笑顔を思い出していたら、いつも笑顔と元気をくれるその子にもう1回だけ逢いたくなってしまって、1番下のボタンが取れかけているシャツを羽織って、再びコンビニに向かったんだ




その子はちょうど着替え終わって帰る所だったんだ





「お疲れ様。終わったの?なんか、ちゃんと僕からもありがとう。って言いたくてさ。いつも、笑顔と元気を本当にありがとうね。」




と僕が話すと、その子は、






「少しお話できますか?」




って言ってきたんだ







そのまま、僕の分のビールと、その子のネクターの酎ハイ2本とチーズ鱈と、ジャガビーを買って、その子の家に向かったんだ




家に行って、DVDを見たり、TVを眺めたり、色んな話をしたんだ



そのまま自然な流れで僕と女の子はキスをした





キスのあと強く抱きしめ、「いい?」って聞くと、女の子は恥ずかしそうに小さく頷いた




2回目のキスは、長く熱いキスだった




熱く、抱きしめ合い、愛し合ったんだ。僕も女の子もいっぱいね



僕の知ってる可愛らしい笑顔とは全く違った、いやらしい顔と体で、熱く燃えあがったんだ




終始恥ずかしそうにしてる女の子だったけど、熱くなってる様子が、声、顔、ボディラインに伝わって、僕もいっぱい熱くなった





そのまま、僕の胸の中で女の子は寝てしまい、僕もその子の可愛い寝顔を見ながら寝てしまった




僕は何時間か後に暑さで起きると、僕の隣に女の子は居なかった




どこにいったのかと思い、寝室を出ると女の子は隣の部屋で、僕のシャツの取れかけているボタンを付けてくれてたんだ





僕に気が付いた女の子は

「おはようございます。起きました? ずっと気になってたんで、取れかけてたシャツのボタン付けておきましたよ」



その子の優しさと、笑顔を見てたまらなくなりもう1回ギュッて抱きしめた




僕の腕の中で女の子は





「これからもあなたのボタンをつけさせてください。 ずっと好きだったんです」




って言ってくれたんだ




そうして僕らはまた体を重ねあわせた










「っていう感じのシチュエーションのビデオありますか?」

って、近所のビデオ屋の店員に長々と説明して聞いたら、

「ねーよ!帰れよ。」




って、言われた夢を観たんだ



とてもクダラナイ夢だったな~




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目眩がする





ゆっくりとくるくる墜ちていくような感覚を楽しみながら焦り始める自分の姿を誰かの目から視てみたい



今日もまた一つ



くるくると舞う煙の中に踊る姿がやたら滑稽で

でもそれはみとれてしまうくらい魅力的で

危うく引きずり込まれそうになるのだけど踏みとどまるラインを引いておいたお陰でなんとか踏みとどまれたんだ





希望という腰軽で妖艷な言葉はいつも僕を陥れようとする

けれど甘い蜜を知ってしまったら抜け出せなくなることを僕は知っているからささくれだらけの指先で耳を塞ぐんだ


耳を塞いで

少しだけ聞こえる心臓の鼓動に切なさを感じたり

刹那に一つ一つの季節がみせる使命感に眼を奪われたり





きっと何も変わらない









何も



変わらない




ただそれだけのこと







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