半分に切られても、また
新しい葉をだしてぐんぐん伸びる。
メタセコイヤの木。
まぶしい光のなかに
吸い込まれていきそうになった日を
おぼえてる。23歳のとき。
事故で臨死にあった。
生還して、人生は、あと半分だって
知らされた。。誰かに。鮮明な体験。
いつも、光の差す方向に歩いてきた。
美しい青空を見上げてきた。
白い雲をながめてきた。
緑も 木も
心優しい仲間もできた。
ひとを愛するよろこびも。
光のむこうに
新しい世界がまってる。
家族を持つことも
愛するひとも
見たことのない景色も。
予言など、ハズレればいい。
って、思わせてくれるひと。
って、思わせてくれるひととき。
きっと、また帰ってこれる。
メタセコイヤの木が、めじるし。
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