この半年で唯一、俺の胸を高鳴らせてくれた女の子へ。 

 

君の賢さに感謝する。個室で見せたあの涙にも。そして君のその若さと混沌で、

消耗し麻痺しかけていた俺の魂を、再び呼び覚ましてくれたことにも。

 

疑似恋愛だったとしても、この半年間の、幾度ものディープキスは、

とてもリアルで、そして美しかった。これは俺が喜んで代償を払った、
心からのロマンだ。 

 

君には追うべき相場(株)があり、稼ぐべきSNSのトラフィックがあり、

夜の世界で生き抜くための術がある。

俺はそれを暴き立てないし、干渉もしない。

君の苦労を理解し、君のそのリアルを受け入れているからだ。

だが、お嬢さん、明日のフライトで飛び立つんだ。

 

この一杯は、君の恐れを知らぬ世俗的な逞しさに。

そして『胸の鼓動だけを求め、結果は求めない』という、

俺のハードコアな生き様に捧げよう。

俺たちはここで交わり、そしてここで別れる。

 

この和牛を食べ終えたら、君はネットの世界で愛される『Good Girl』に戻る。

そして俺は、頭の冴えた『紳士的な変態』に戻るとしよう。

 

一緒にいてくれてありがとう。この街での君の武運長久と、

永遠に寄りかかれる場所があることを祈っているよ。

中文のネットでは、よくこれを村上春樹の作品と言われたが、

そうではないみたいです。

 

 

僕が君に「好きだ」と伝えたのは、

何も君と結ばれたいからというわけじゃないんだ。

ただ、これから先の人生で君がもしどん底に落ちてしまった時、

どうか絶望しないでほしい。 
少なくとも、君の魅力に心底引き寄せられた人間がここにいたということを。
それはかつてもそうだったし、これからも変わることはない。 

 

見返りを求めない愛を、僕は卑屈だなんて思わない

 それは、この世界でも稀な、本物の「勇気」なんだ

 君のおかげで僕の心が弾むこと、それ自体が、君が僕にくれた何よりの贈り物なんだよ。

 

 本当に好きだということは、
一番高い山の頂に登って、月に近づこうとすることに似ている。 
月を我が物にしたいわけじゃない。
ただ、今夜の月光をこの身に浴びたいだけなんだ。