クイッティオナムサイ ソンポーン(浅草) | 下町グルメ! 新・ぶらり途中ぼさのばの旅

クイッティオナムサイ ソンポーン(浅草)

忘年会シリーズ第10弾(その2)!


1軒目の伊勢料理のお店 を出た我々は、次なる目的地へと向かいます。

千束通りを北上したら途中で路地の奥へ入り、さらに道を曲がったわかりにくところにそのお店はありました。


お店の前ではマスターがお客さんを送り出しています。

おお、ちょうど入れ替わりということですか^^。


「では、どうぞ~」と店内に招き入れられると、そこにはカウンター席がたったの5席のみ!\(゜□゜)/チッチャ!

厨房もカウンターの内側のみという超激セマ店です。


「まるで夕方のニュース番組の、『激せまグルメ特集!』なんてコーナーに出てきそうなお店だね!(笑)」

なーんてイカちゃんと話をしていると、客席の端の方に立ったままの人が。


「ん、オニーサンどうしたの? 座らないの?」

「いや、ボク今日取材でお邪魔しているモンですから (^^ゞ」


と出された名刺を見ると、なんとホントにキー局の夕方のニュース番組のディレクターでした(笑)。

本番ロケは翌週だそうですが、この日は編集素材用の事前ロケの撮影に来ているそうです。


で、我々の左側の席には少し前に入ったという先客のカップルが2名。このお店は初めてとのこと。


なので、狭い店内の客席はカップル2名に我々オッサン2名、テレビのディレクター1名、

カウンターの中は調理担当のタイ人のママさんと接客担当の日本人マスターの2名、これで満員ですw


なるほどー。以前から「ソンポーンは簡単には入れない」とイカちゃんから聞かされていましたが、

この日来てみて、やっとその意味がわかりました(笑)。


まずは緑茶ハイで、なぜかマスターも一緒に(笑)かんぱ~い☆(ノ^^)八(^^ )ノ


ごくごくごく、ぷっは~!(^O^)

ここんチは静岡みたいに濃いめの緑茶ハイなのね、タイ料理屋だけど^^。


乾杯が済むと、ママがさっそく「ナニ食ベタイー?」と聞いてきました。


マスターやママと顔馴染みのイカちゃんが、「何でも好きなモン頼んでいいよ。メニューになくとも

材料があれば作ってくれるよ」と言うので、「『ムーマナオ(豚肉ライム和え)』食べたいなあ」と応えると、

「ムーマナオ、今デキナイ。材料ナイヨ。ジャア『ムーナムトック』作ッテアゲルヨ。ムーマナオ似テル」

と、さっそく狭いカウンターの中で作り始めました。


しばらくして、「オマタセー」とカウンター越しに出てきたのはパクチー山盛りのお皿!


うっほー、ウンマそー! でもスンゲーお肉も山盛りだねえ(^^ゞ


で、さっそく食べてみて驚いた!

なにこれウンマい!!(≧▽≦)


様々な香辛料が絶妙に絡み付いて、かつ、お肉が香ばしいの!(o^-')b

こりゃあお酒も進んじゃうってモンですよ(笑)。


ごくごくごくごく、ぷっは~!(^O^)


あまりに一皿の量が多いので、隣のカップルにもおすそ分け。

すると、お返しに彼らが食べていたヤムウンセン(春雨サラダ)を少し分けてくれました。


ほほー。これも小エビとか入ってて香ばしく、バシッと辛くて旨いじゃないの~(°∀°)b


続いてイカちゃんが頼んだホイトー(貝類の入ったタイ風お好み焼き)も出てまいりました!


ドーン!∑(゚Д゚) デケー!


いっしょに出されたのはステキな色のチリソース( ´艸`)


こいつをたーっぷりホイトーにかけて、


いっただっきま~す!(^人^)

ぐっは!ヽ(゜▽、゜)ノ バカウマ!


外側はカリッと香ばしく、中はふわふわ。牡蠣の旨みが生地に染み込んでて、

ああ、もうお酒のピッチが早くなる早くなる(;´Д`)ノ


しかしコレも量が多いね!(笑)

というワケでまた隣のカップルにおすそ分けしました~。


なにしろ2軒目なんでね、オッサンたちは少し休憩^^;

ということでタイのエビセンを相手にドリンク続行!(^O^)/ ゴクゴクゴク


しかし隣のカップルもよく食うね!w


彼らのところに運ばれてきた巨大なグリーンカレーの写真だけ撮らせてもらいました(笑)。


いっしょに出てきたカオニャオ(もち米)の食べ方がわからなかったようなので教えてあげたり、

マスターやテレビのディレクターを交えて、ここには書けないようなバカ話をしたりして盛り上がったり^^。


もう何杯飲んだんだろうね?


隣のカップルが帰り、その後すぐ、今度は“夜のお仕事”帰りのタイ人のオネーサンがひとり来店。

ママとタイ語でウンニャラカンニャラ言葉を交わすと、さっそくママは調理に取り掛かります。

クロック(すり鉢)は本場のタイ料理に欠かせない調理道具で、そこへ唐辛子やハーブ類などを入れ

サークという擂り粉木でガシガシ突いたり混ぜたりしていきます。


しばらくすると、またお皿にてんこ盛りのソムタム(青パパイヤのサラダ)が登場しました。


すると隣のオネーサンは小皿に取り分けると、自分で食べるのではなく、「ドウゾ、食ベテミテ」と

ワタクシに渡してくれました。

やあ、タイの人ってホント優しいよね~(*^o^*)

でもってさっそくいただいてみると、まあもう完全に現地人仕様で、とびっきり辛くてとびっきりウマい!


つづいてまた超山盛りのカノムチン(そうめんそっくりのタイの麺)がオネーサンの前に出されると、


「ソムタムト一緒ニ食ベテネ」と、また少し分けてくれました^^。


ああ、なるほど。ソースたっぷりのタイのサラダ類ってこうやって食べると主食になるのか!

やっぱり女性だし、夜中だし、どうしてもガッツリ系は抵抗あるよね~、と思ったんですが

改めてお皿に山盛りの麺の量を見たら、夜中の食事にしてはかなりのモンかとも思い(^o^;)


さて、そうこうしているうちにアルコールですっかり満腹中枢のぶっ壊れたオッサン2名は

「〆のラーメン食おう!」と意気投合し、ママに「ラーメン作って!」と雑な注文を出します(笑)。


どうもイカちゃんのいつものパターンらしく、ママは「はいはい」といった感じで作り始めましたw


しばらくすると、「ハイ、タイラーメン出来タヨー」と、またどデカい丼が登場!ヽ(゚◇゚ )ノ

清んだスープの、出汁が効いたタイラーメンの基本形、「クイッティオナムサイ」ですね。

てかさ、食えんの?こんなに??(笑)


イカちゃんはコレが出てくると、すぐ自分で味付けしたがります。まるでタイ人です(笑)。

クルワンポン(タイ料理店によくある卓上調味料)から、まずはプリックナンプラー(唐辛子入り魚醤)を

唐辛子ごとドバー、続いてナムソム(酢)をザバー、プリックポン(唐辛子粉)をバサバサー、

最後にお砂糖をドサー。


ラーメンにお砂糖、って言うとビックリする人が多いんですが、タイでは当たり前。

なぜか甘さというよりコクが増して、スープに深みが出るんです(o^-')b


すっかり真っ赤になったスープと麺を小分けし、ずっ、ずっ、ずずずー。


うっは~、ウンマい!ヽ(゜▽、゜)ノ

もう日付も変わった真夜中なのに、こんなにたくさん食っちゃってイイのかしらん?ヽ(;´Д`)ノ


ま、忘年会だしね、いろいろ忘れちゃいましょー!ヘ(゚∀゚*)ノ


いやあ食った食った! 飲んだ飲んだ!

なんでも美味しいし、マスターとママも面白いし、最高のお店でした♪


ごちそうさまでした~(^人^) イムレオー!




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