コンサート当日はGilberto Gilの64歳の誕生日でした。

ご本人が登場するなり、客席から「Happy Birthday!」の歓声が沸きあがりました。

コンサートは、全席Sold Out。来ている人もブラジル人というよりはイギリス人ばかりで、彼の人気の高さを物語っているようでした。


「せっかくイギリスに来たんですから、僕の音楽よりもこういうのがいいんじゃないでしょうか。今から「英国ボサノバ」を演奏します」というものでどっきり。英国ボサノバって、私のブログみたいな言い方だわ~、って思っちゃいました。

で、何を演奏したかというとジョンレノンの「イマジン」。これをボサノバ・アレンジで歌ってくれました。


その後もビートルズナンバーは続きます。

「今日、僕は64歳になりました。この曲を作ったポールマッカートニーは先週おなじく64歳になりました。」と言って、ビートルズの「When I'm Sity Four」をレゲエ・アレンジで。


64歳とは思えないステージのパフォーマンス、声量も私が考える64歳の域を超えていました。ただ、私はあんまり得意なジャンルではないレゲエのナンバーが続いたのがちょっと厳しかったかな。イギリス人はレゲエ好きですから、サンバとか、ボサノバよりはノリノリだったと思います。


さて。

私の「はじめてのおつかい」ですが、やっぱり心配になったのか、メストリが仕事の前にやってきました。私はホッとしました。だって楽屋口で「Yukikoです」って言って入るよりはメストリがいた方が良いに決っている。


彼が文化大臣であり、バービカンセンターというロンドンでも屈指のコンサートホールでの公演ということもあり、ものすごいセキュリティ。イギリス側が異常にナーバスになっているのが良くわかりました。1度、ブラジル人を誤射してしまっている し、大臣だし何かあったら大変。これ以上、ブラジルとの関係を悪化させたくないのでしょう。


というわけで、おつかいはメストリが1人で済ませたものの、彼いわく

「セキュリティがすごかった。全然、話もさせてもらえなかった。渡す物を本人に直接渡しただけで、すぐに帰されてしまったよ。Marcos Valleのときみたいに談笑 なんて絶対にさせてもらえない。ここ(バービカン)はすごく難しいところだね。」

とのこと。

コンサートの最中も、セキュリティのスタッフがアチコチに立っていて、携帯で写真を撮ろうとした人や、ダンスしているだけの人を厳しく注意してたっけ。


というわけで、私はご本人には会えなかったのですよ。>maxiさん

うわさでは、誰にも見せたくない別の姿があるらしいですよ。ってこんな表現でわかるかな?