現況は震災後の相場で一番動きづらい様相を示しています。恐怖の投げ売りの後、10000手前までは買い一辺倒で仕掛けどころ探しでよいかなと思っていたのですが、25日線付近でどっちつかずのふらつきを見せています。
各々の市場の相関性もよくわからない状態になっており、投資家のロング・ショートポジションのバランスも変になっているような感じです。
DJIAほか各国株式市場・・・典型的な「ショック安」チャートになっていて、狼狽的な急落後、急速に値を戻し震災前の価格帯に戻ってきている。
ドル円・・・魔の70円台突入後、急激に反発し、85円台を突破するが、これがオーバシュートであったかのようにダレはじめている
この2つの市場を受け225はどっちにいったらいいやらという状況と見え、当分はお休みでいいのかもしれません。9200~9300台まで下げてきたら買いで入る予定です。
個人的には、震災前からドル円85円台は当分はなかろうと思っていた矢先に急にオーバシュート気味に戻ってきたものですから、そのしっぺ返しをジワジワと食らうのではとみており、震災前・後シナリオとも「円高徐々に進行」のスタンスで市場を見ています。