クロス円ナイアガラも・・・当たり前ですがファンダは不変 | リーマントレーダーの株式投資千夜一夜

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サラリーマンの勤務中サボリトレードで夢はアーリーリタイヤメント!のはずが現在は起業し事業活動中、めんどうくさいのでタイトルは変えていません。FXやCFD、不動産投資についても書いていきます。

日経225、クロス円ともナイアガラ状態で、どこが滝壺なのか、あるいは滝壺でバウンドしてそこから崖の方へ転がり落ちるのか、現時点で予想するのはナンセンスですが、現在はクロス円の方に投資対象として妙味があると考えています。


というのは、ファンダメンタルズ面は特に変更がないため、この一撃で完全に円高トレンド入りするとは考えにくいからです。もちろん中期的な意味合いです。この辺がファンダの説明がつきにくいことが良くある株式個別銘柄とちょっと違うところかなと思います。


通貨のファンダメンタルズは、国のビジョン・やる気のみで構成されていますから、急激に諸外国と日本との金利差が解消するとは思えない以上、やっぱり多くの投資家は金利の大きいところに資金を置きたいと考えるのが当然でしょう。


円キャリー解消をマスコミは騒ぎますが、結局現在の日本はこの有様ですから、ファンダに決定的な変化が現れない限り、やはり「円=借りるためのもの」の構図が再び台頭を表し、3月の同時株安後と同じようなチャートを描くんじゃないかと楽観しています。ただ、もしこの仮定が正しかったとすれば、またこんなナイアガラに出くわすこともあるのでしょうね。


しかし見れば見るほど恐ろしいチャートです。恐らくポジションをガッツリ張っていた個人投資家の中には、一夜にして資産を失った人も出ているんじゃないでしょうか。個人投資家のマージンコールが暴落に拍車にかけたデータやレポートも出ています。こういう地獄シーンも頭に入れてこまめなPF管理、リスクやストップ管理の重要性をあらためて痛感させられますね。忘れたころが一番危険なので。

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