本日の特徴的な動きとしては、３月決算銘柄の権利落ち最終日とあってか東１出来高が少ないということです。このところ出来高縮退傾向にありますが、これらの思惑に対する買い控えが発生するのは致し方ないところです。
これは新興市場にとってチャンスではないかと考えています。一時の東１大型株現象はなりを潜めており、抜け出した資金がこちらにどっと向かう可能性もあるのではと見ています。本日、先週月・火あたりから二点底を思わせるようなチャートを残す反発が起こっており、徐々に買い安心感が台頭して、チャレンジャーの続出を生む結果となり、短期リバウンド局面になるかもしれません。現に新興市場の売買代金はこのところハイレベルです。また、ゼンテック、大証など、一部のヘラクレス銘柄はヘラタイム買いも入っており、物色意欲はあるようです。また、ネット証券売買代金ランキングでも新興銘柄がチラホラと目立ち始めました。
先般も述べたように、特に新興貸借銘柄に注目していく予定です。
ただし、継続性についてはいささか疑問があります。昨年は決算発表不安から４月後半に主力銘柄に突然強烈な大陰線が発生し、３月リバウンドが完全終了してしまいました。従ってこのところの価格帯が中期的な底値となるかどうかはわかりません。しばらくは吹き値売り対応の方が堅いかもしれません。「一旦底見せの気配」とでも理解しておいた方が無難かもしれません。
【本日のトレード】
あまり場を見れず、仕掛けは前場だけ。なお、権利落ち最終日でしたが、記載上、配当は運用成績には含めません。
・「アンテナ」として保有していたゼンテックが前場で動いたので、サイバー、イントランスを少し買い戻しました。ともに行って来い気味。
・イートレ売りは配当充当金を払いたくないのでロスカットしました。
【現在のポートフォリオ】
金庫：ファンドクリエーション(3233.Q) 平均取得単価@3000*5
現物：ファンドクリエーション(3233.Q) @127000*7
現物：新日本製鐵(5401.T) @582*5000
現物：三菱重工業(7011.T) @701*4000
買建：イントランス(3237.T) @190000*10
買建：ゼンテック・テクノロジー(4296.OJ) @249000*10
買建：サイバーエージェント(4751.T) @94500*30
買建：新日本製鐵(5401.T) @840*3000
買建：アドバンテスト(6857.T) @5530*1000
【税引後評価資産推移（千円） 前日比：前年比】
36789(+290) [+0.79% : +45.38%]