今回は『親権』『監護権』を分けた場合、
どうなるか?についてです。


子供の名前が改名されていたにも関わらず
1年半もその事を知らなかった。
でも新しい名前が分かったところで、
その『読み方』が分からない・・・

だからこそ
『親権者変更』の調停を申し立てた。
面会交流も一年以上ないし。

その調停で求めたことは
親権者 ⇒ 父親
監護者 ⇒ 母親
+子供の名前を元に戻すことへの同意


ネットで調べると
親権者と監護者の分離については
けっこう難しく解説されているけど
簡単に説明すると

【親権者】
・子供の法定代理人
・子供の戸籍が一緒になる

【監護者】
・子供と一緒の生活

結局こんなところ。


親権者と監護者の分離で
一番大きな変化は
戸籍が変わることによって
子供の姓(名字)が変わる
これに尽きると思う。

そのため一緒に住んでいる母親とは
姓が異なるということに。
何か子供の書類を記入する度に
事情を説明する羽目になってしまい
生活上の不便を感じることだろう。

だから今回の調停では
元嫁にも『姓の変更』を提案してみようかと。
今まで自分の都合ばかりで
子供が影響されてきたわけなのだから、
今度は子供の都合に合わせるように!と。

まあ、無理な話だろうけど。



もう一つの変化であるのが
『法定代理人』が変わるということ。

この法定代理人の権限があることで
子供の改名された名前を
元に戻すことができるようになる。

その他、法定代理人が必要となる場面は
例えば
・子供が入学したときの書類
・子供が入院、手術などの同意書類
・相続等の法律行為

親権者が直接できるようなことは
これくらいしかないけど
子供の人生の節目で、
子供の情報が入ることになる!
これが親権者のメリットだと思う。

逆に
監護者は連絡をしたくもない相手に
連絡することになるため
ストレスになることだろう。
でも、子供と離れた生活になるよりは
よっぽどマシなはず。
そこは大人の対応をしてもらいたい。


しかし親権者と言っても、
あくまでも権利上の親だから
それによって
子供と会えるようになるわけではない。

『親権があるんだから子供に会わせろ!』
このセリフは言ってはいけないと思う。
そんなことしたところで、
相手方が気を悪くするだけで、
さらに溝が深まることになる。

だけれど、相手方が
「親権者には子供を会わせなければ」
そう思ってくれることには期待したい。


元嫁の場合、
アスペ独特の白黒思考があるから
「離婚したら他人」
「だから接触する必要なし」
この考えが強すぎると思う。

その考えが親権者変更によって
変わってくれることを願いたいものだ。


長くなってしまったので続きは次回