とにかく退院して仕事にも復帰した。

 

それからは調子が良くて、すぐにお腹を壊すボクがそれもない。

毎日楽しく1か月が過ぎた。

 

いよいよ人生初の内視鏡検査が近づいてきた。

 

前々日から食べるものに気を付け、食べ過ぎないように。

この日は研修もあり、やっと一つ資格を取ることができた。

 

前日。

朝から食べるものが決められている。

そして夕食を食べたら1回目の下剤だ。

 

元々お腹の弱いボクは下剤なんて飲む必要がなかったし、大丈夫か?

量を減らそうか?とか考えたが、やはり言われた通り、言われた分量を飲もう。

 

17時半ごろ夕食を終え、30分経った頃に下剤を作り飲み始める。

確か時間かけて飲むようになっていたかな?

 

やはり、と言うかすぐに強烈な便意。

急いでトイレへ。

繰り返すこと15回以上。。。

この時点で既に2時間弱。

何回トイレに行ったかを書き込むようになっていたが、回数なんて忘れた。

 

その後も2時間ほど続いたが、何回行っても色なんて変わらない。

そしてぴたっ!と止まった。

続いて強烈な腹痛が襲ってきた。

でもさっきまでの(お腹を壊した)痛みではなく

とてつもない違和感

のある腹痛。

何が何だかわからない痛みと違和感。

とにかく横になって様子を見るとこに。

お腹が痛くて唸ったのは何十年ぶりか。

中学生のころ、盲腸をやって腹膜炎をおこしかけ、その後腸閉塞をやった時の

痛みに似ていた。

夜中、日付が変わろうとしている頃に我慢ができず、ジーパンに履き替えた。

息が荒くなるのを堪えながら119番。

とにかく外に出て待つことにしたが、寒空の中お腹を壊したような腹痛はない。

 

救急車が到着。

急いで乗り込み、すぐに体温や血圧、Spo2などを測りながら

救急隊員さんの質問に答えるが、痛くてまともに答えられないことも。

30分ぐらいだろうか、あちこち探してやっと4か所の病院を見つけた。

日曜日から月曜日になっていた。