音訳ボランティアの録音を担当しています。
昔はカセットテープでしたが、最近はデジタル録音に移行しました。
専用の機材も売っていますが、私の所属するボランティア会は、会費をとっていないし、市からも補助を受けていませんでした。そこで、最低限の機材を私のポケットマネーで揃え、録音しましたが、録音レベルが低く、聞きづらいというクレームが入りました。
これを解決するには、2つの方法があります。
1、感度の良いマイクを用意する。
ところが、ボーカルマイクのデファクトスタンダード、SHURE SM58でも、-55dBしかないのです。しかも高価。ベリンガーXM8500は、-70dB
2、マイクとレコーダーの間に、マイクプリアンプを入れる。
これでゲインが稼げ、レベルが上がります。ベリンガーの一番安いもので、5千円ほどかかります。これは私の出費。

ここでうれしい報告が入りました。市に要求していた、機材を買ってもらえることになりました。
マイクプリアンプを除いて他の機材は揃えられるようです。
機材は、マイク2本(ベリンガーXM8500)、レコーダー(TASCOM DP-008EX)、
パワードモニターSP(YAMAHA MSP3 )それにブームマイクスタンドと小物類、約6万円、
これで一応満足です。あとは機材に慣れるだけです。
録音した後で、編集をパソコンで編集ソフトで行うことができれば、ハンディレコーダーで十分ですが、
録音の間違いがあったとき、修正と付け足しがうまくできるよう、ホイールのついた機種を選んだのですが、まだ使いこなしが十分ではありません。私だけでやるならパソコンでやった方が簡単ですが、会の皆さんはパソコンが嫌いのようです。MP3で録音できれば十分なのですが、WMVが標準です。
AACで直接録音できれば理想的なのですがいまのところありません。
モニタースピーカーが入ったことで、複数人で聞けるので録音後の確認もやりやすくなるでしょう。
専用の、プレストークのような機材は、後処理をパソコンでやらなくてはなりません。しかも
WINDOWSパソコンと機材一式で19万円以上かかる。
単純な録音なので当分これでいこうと思います。編集ソフト、WAVE LABダウンロード版などが使えるようになったら、もっと簡単なレコーダーにしようと思います。このMacにも入っています。
誰か音訳ボランティアをやっている人がいれば連絡ください。