大阪高島屋で
美術関係の催物がわんさかあるようなので
出かけてみますた。
お目当ては
竹内栖鳳の「アレ夕立に」でつ!
切手で「アレ夕立に」を見て
「なんつーおもろいポーズだ」と思っていて
その絵が
高島屋史料館にあると知ったのが今年の5月。
こんな近くにあるのなら
見たい見たいと思っていたら
意外と早く、その機会がやってきますた。
てはじめに
高島屋史料館。
この建物、昔は松坂屋だったとか。て、余談か。
こちらでは
高島屋とゆかりのある芸術家たちの作品や書簡とかが展示されていますたが…
ここに「アレ夕立に」はなかったス…
高島屋史料館を離れて
大阪高島屋へ。
店内各所に「アレ夕立に」の扮装をしたローズちゃんが。
7階の「暮らしと美術と高島屋」展へ入場しますた。
たくさんの絵画の中で
ありました。
「アレ夕立に」が。
お客さんは
結構スルーして行かれてたんですが
私は暫し立ちつくして見ておりました。
「アレ夕立に」は
常磐津の「山めぐり」の歌詞の一部だそうで
舞子さんが
その曲に合わせて舞っている姿を描いた ということですね。
青い着物を着ていることで引き立つ白い肌、
うなじと、手首の角度と、少し曲げた膝で
女性の柔らかさを表現してます。
初々しくも艶めかしい舞子さん。
顔を隠していることで
「どんな人だろう」って思い、ずっと見ていたくなる絵です。
見に行ってよかったス