私が尊敬する日本の女優🇯🇵

桜井日奈子さんのお話です




今年デビュー10周年を迎える桜井日奈子様

以下ひなちゃん




ここ3年での役柄の幅が、富士急ハイランド並みにドえらくエグい事になっております🎢

(2回目wつーか言いたいだけ)







その中でも最近ひなちゃんが演じた役





私が個人的に好きな役柄と作品について独断と偏見のみでお話していきます





☆注意事項


ひなちゃんの役柄をお話するにあたり、今回はこの作品のネタバレをかなり多く含みます↓



魔女の香水(映画 有料配信あり)






まだ見ていない方もいると思いますので、作品のネタバレNGの方はここでお別れです✋






ここまで見てくれてありがとうございました👋



















はーい








もういませんかね?



しつこいようですが、ここからの閲覧は自己責任にてお願いします










② 若林恵麻




映画

魔女の香水のメインキャラです

主人公はあくまで黒木瞳さん演じる

「白石弥生」通称:魔女さん




恵麻は高卒後バンケットホールで働く派遣社員




ある日同僚が上司からセクハラを受けてるのを目撃し

上司本人へ「セクハラではないでしょうか?」

と直談判してしまい、派遣契約を打ち切られてしまいます。



自暴自棄になった恵麻は夜の街に繰り出し、風俗のスカウトマンの杉斗へこう話しかけます。








「私だったらいくら稼げるようになると思います?

いつもここでスカウトしてますよね?

私、稼げるようになりたいんです。」









恵麻ちゃん…



この時点でメンタルが既に

はがねタイプ





先程のセクハラ上司に対しても毅然と対応するその姿も含め、20代の女子とは思えません…Σ(゚Д゚)

だから経営者が出来たのかな…







杉斗に連れられ、行く途中にとある店に寄ります

そこが魔女さんの経営する香水屋。



魔女さんと運命の出会いをします。



魔女さんから恵麻へ




「あなた最近仕事を解雇された?」




恵麻「(゚д゚)!」



杉斗

「すごいでしょ。何でも見抜いちゃうんだよこの人。だから魔女さんって呼ばれている。」





ここから恵麻は魔女さんの店をお手伝いをしながら、香水に関する知識を身に着けていきます。





ある日、店に勤めている間に金木犀の香りがする男性、横山蓮と出会います。







…と

長々と序盤の話をして参りましたが…皆さん物語の内容は理解している思いますので、あらすじはこの辺でおしまいにします。





(配信になってから何回も観てますが、ぶっちゃけ全て暗記はしてませんのよ…💧)







この作品では香りの力で運命を切り開く女性のサクセスストーリーという視点でお話が進みます。




作品の内容は鑑賞された方の反応は様々で賛否両論ありました。





なので私は作品が伝えるサクセスストーリーの部分よりも


ひなちゃんが演じた若林恵麻から学ぶ「不屈の精神」



併せて様々な場面で恵麻が見せる

「複雑な感情表現」に


かなり心を動かされたので、この部分を中心にお話します。







「不屈の精神」


①社会人としての立場にとらわれず、言いたいこと、伝えたい事はハッキリ話す。






前述の通り、自分の立場にとらわれず困っている同僚の為に上司のセクハラを本人に対して直接糾弾する。



他にも魔女さんとの出会いから3年後に派遣された香料会社時代、上司との営業同行の際に取引先企業の横山社長(金木犀の香りがする男性です)

から取引停止の話を受けても上司の静止を振り切り、新しい提案をする。




提案した後に上司に激しく叱咤されてもめげずに、魔女さんの助言を受け己の力を出し周りから協力者を得て実現させる




端から見たら立場や状況を弁えない、無秩序な事をしています。


社内でも「派遣社員の立場でそこまでしなくても」と最初は煙たがられます。

それでも恵麻は直向きに取り組み、その姿を見て協力者も出てくれました。

同僚達も徐々にサンプル作りに興味を持ち恵麻の努力を認めてくれました。



結果的に取引先企業の社長から取引継続となり、社長は恵麻に対しては高い評価をしています。




しかし上司には悪辣な評価を受けて結局派遣契約をまた切られてしまいます。




横山蓮の会社へ退職の報告の際に滲みでた悔しさ、やるせなさを隠しきれなかった姿

また魔女さんに「結局自分は社会の底辺だと」悔しさ丸出しで愚痴りに行く姿は本気で取り組んでいた証拠です。




何事にも全力で取り組む恵麻の強さを感じました。




②感情と経営の区別をハッキリさせる。




物語の中盤から後半にかけて、魔女さんの助言もあり自身で起業して事業を拡大していく恵麻。



今までに自身や仲間達と計画したものがしっかりと形になっていくシーンにはとてもワクワクしました。



魔女さんの香水店、香料会社の派遣社員時代、そして経営者になってから、横山蓮と三度目の再会します。




実は3度目の再会の時、彼の会社はかなりの負債を抱えており恵麻と何回か会う内に少額でも良いからと融資を持ちかけます。




しかし恵麻は自身の会社経営の状況と社員達の人生も背負っていると話しこの話を断ります。




その時に絞り出した言葉を抜粋します↓




「勿論蓮さんの会社とは規模が違うってわかってますけど…

命がけなのは……

同じです。



資金繰りを何とかするのが経営者の仕事じゃないですか…


そんな事を私に頼むなんて…


なんかおかしいです…!」




この話の前に2人には既に恋愛感情があり

(あとでじっくり後述します←)

恵麻自身も助けてあげたい気持ちはあったと思います。



ただ経営者である以上、仲間の人生も背負う、会社は自身の命である事をしっかりと伝え、恋愛感情と区別しています。





まさに命がけの勝負の真っ最中である恵麻の強さと覚悟を感じました。





「若林恵麻の複雑な感情」

↑旦那から1/3の純情な感情みたいなタイトルwとイジれたのは…←クソどうでもいいわ💢






作品中、若林恵麻の23歳から30歳までの人生の姿において印象に残った感情があります。





それは「戸惑い」「違和感」


そして「号哭(ごうこく)」です




「戸惑い」「違和感」について





上司のセクハラを直接糾弾し、上司から立場を弁えた方が良いと言われた時に見せた戸惑い

私は間違っていたのか?という感情が見えます



3年後香料会社で同僚の河原優也から

(めちゃくちゃナイスキャラなので後述)

「僕女性の味方なんで」と言われた時の違和感。


控えめに言って「何いってんだこの人?」的な顔丸出しw




香料会社の派遣契約打ち切りの際に露骨に悔しさを丸だしにした際に魔女さんから爆笑され



「いよいよ面白くなってきたじゃない♪」


「恵麻、起業なさい」と言われ



「えーっ!Σ(゚Д゚)」と、びっくりからの戸惑い



ただ戸惑いつつも魔女さんの言葉と香りの力に導かれ、迷い無く起業した恵麻はやはり凄いです👏







※ここからの戸惑いの表情は…

恋愛描写も交えてじーーっくりお話しますので長文になります





金木犀の香りがする男性、横山蓮と3度目の再会を果たし色々と話し込む内に仲を深める恵麻と蓮。



ただ前述の通り蓮の会社状況は危うい状態でした。





そんな状況で恵麻は


蓮さんは憧れであった、おかげで仕事を続けてこられた、尊敬していたと深い感謝を伝えます。




ただ蓮は、自分は尊敬されるような人間じゃないと謙遜します。



こんな蓮さんの寂しそうな表情を見たことがない…


と言わんばかりに困惑する恵麻が蓮の手を咄嗟に握ります。






蓮も実は恵麻に縋りたい、助けてもらいたいという想いもあり





「君と一緒に生きて行けたらどんなに良いのに…」


恋愛感情を見せ恵麻の手を握り返します。




蓮のストレートな思いを聞いた恵麻は戸惑います。



戸惑いも持ちつつ恵麻もそれに答えるかのように場所を移し、2人きりになった部屋でお互い深く愛し合います。





ただ愛し合う最中に、蓮に電話が鳴り会社でトラブルが出てしまい部屋を出ていこうとする蓮に



恵麻は困惑し「待って!」と

伝えますが蓮は帰ってしまいます。




この時の恵麻の寂しそうな、悲しそうな表情が何も言えない感じで…見ていて辛かったです…



それと同時にこうも思いました↓



愛し合ったのに超不完全燃焼…

そりゃ途中で帰りやがった

帰ったら男女関係なく戸惑うわ…😒




初手で恋愛関係持つなら尚更雑に扱うなや💢

つーか勢いで愛すな💢

なんならもっと見たかったわい💢全然足りんわい💢

愛し合うと決めたら最初から最後まで丁寧に愛してしっかり満足させてから帰らんかい💢💢

のちにパートナーとして長く愛する関係になるなら絶対やっちゃダメな行為やろがい💢残念通り越してヤバい💢





すいません💦


私が違和感を感じたシーンで愚痴りました。(お前かいっ)



話戻します💧





様々な場面で戸惑いと違和感を露骨に出してしまう恵麻…



こういった表情を隠せないのは、裏を返せば彼女がすごく正直で芯の強い性格なのだと…。




それと同時に不完全燃焼ながら恋愛感情が芽生えた蓮に対し後日会う前にこうメッセージを伝えます。




「あなたの本当を全て教えてください」



恋愛感情もあり愛し合った時間があるからこそ違和感を抱えたままにせずに、お互い1人の人間として蓮と向き合う。

ここで恵麻の覚悟もしっかり見せる。

彼女はやはり強い女性だと感じました。






「号哭(ごうこく)」について


意味は「声を上げて泣き叫ぶこと」












はいお察しの通り…




またまた横山蓮とのシーンです。






横山蓮が事故死をして霊安室で彼と悲しい再会をした恵麻







実はこのシーン…



恋愛シーン後の深夜の撮影で

しかもリハ無しの一発撮りでした。





愛する人の死を目の当たりにし感情がぐちゃぐちゃになり、崩れ落ち号哭した恵麻の姿に私は初見で涙腺ぶっ壊されました。 




何と言いますか……



ひなちゃん自身

このシーンを演じたというよりも、愛と死の対極と向き合わねばならない思いを曝け出した魂の叫びに見えました。





愛する人を突然失う悲しみ…


私も心臓を鷲掴みにされたように苦しく、凄まじく感情移入してしまったシーンでした😭




改めて配信でも見返すと…



ひなちゃんの役者魂を感じられる凄い場面です…

本当に見事としか言えない…

(´Д`)ハァ…





 

作品の中身に触れてこなかったので、最後に魔女さん以外で恵麻に貢献したナイスキャラを2名発表します



河原優也(川崎鷹也さん)



「女性の味方ですから」と初手で恵麻を困惑させた同僚(覚え方ww)


人を立場で判断しない、良いものは良いとしっかり伝えるナイスガイでした。



のちに恵麻の会社へ自ら申し出て社員となり、会社成長へ大きな貢献者となります。


最後まで恵麻の右腕としていてくれた彼 


一言で言うと

めっっっっちゃイイ奴でした!



高渕霧子(小西真奈美さん)


香料会社の上司の1人。旦那が会社のエースということもあり、周りからかなり慕われていたものの無表情かつクールな女性。



恵麻が新商品のサンプル作成に奮闘している姿を見て

「この人に相談しなさい」と


しれっと紙を渡し、👍のポーズ😏


調香師の原田真澄(梅宮万紗子さん)を紹介しました👍




結果2人で協力し新商品のサンプル作成の成功にこぎつけました。



恵麻の努力、奮闘をしっかり見て影で貢献したナイスな女性



一言、いや二言言うと


カッコよすぎ!

👍がたまらん 


最高の女性でした





後に霧子は、香料会社の体質をマスコミへ内部告発した張本人であると、恵麻にしれっと報告したシーンは思わず爆笑しましたw🤣



霧子よくやったと

👍しちゃいました



また高渕霧子と原田真澄は2人で退職後、起業しており終盤恵麻の会社と協力関係になります。







あっΣ(゚Д゚) 


原田真澄も貢献した人物の1人なのでナイスキャラは3人でしたねっ

失礼いたしやした💦






魔女の香水の情報が解禁された2022年末


映画のテーマが香水の力で運命を切り開く大人の女性のサクセスストーリー…



と言われても



サクセスストーリーって在り来りというか…


あまりピンとこなかったのが正直なところでした。




しかしインタビューで、まだ若林恵麻が憑依した状態でマスコミのインタビューに堂々と答えるひなちゃんの姿を見て



カッコ良い姿…


んでも想像がつかない…


まさに予測不能の役柄…


とワクワクドキドキしてました😍




実際に鑑賞したら作品内の恵麻の活躍は前述の通り想像を超えた魅力が詰まっていました。




魔女の香水で演じた若林恵麻のような現社会の荒波に揉まれながらも必死に生きる大人の女性を見事に演じたひなちゃんに盛大な拍手を👏👏


こういった役柄は今後沢山見たいです。



…。んで…

この次に撮影した作品がキミセカ4の宮木伊織…






…。



宮木伊織と若林恵麻があまりにも違うキャラすぎて…

((((;゚Д゚))))




魔女の香水の撮影終わりが2022年12月半ば、年明け挟んで約1ヶ月間に一体どうやって伊織に切り替え出来たのか…




いや出来るから凄いんだな…

ひなちゃん…👏👏






やっぱり言うまでもなくひなちゃんは既に一流役者です。 





次は4月のテレ東ドラマ「95」

主人公Qの姉役…



1995年のコギャル姉さん?



※当時のコギャルの方、2024年実年齢40代後半よ…。私は小学生でした 

あっトシばれるw




当時の時代背景を交えてどうやって演じているのか…



また予測不能な役柄ですな

楽しみしかありません😏





これからも応援し続けます!




ここまで読んでくれた方ありがとうございました😊