母子未来センターは
沖縄県にある唯一の入院施設のある
助産院です。
助産師が正常な妊娠・分娩経過の
お手伝いをさせていただいています。
母乳外来や産前産後のクラスも
開催しています。
ホームページはこちら。
妊娠・出産・育児に関する
無料の電話相談も行っているので
気軽にお電話ください。
昨日に引き続き、
Fさんの感動出産体験談です。
昨日の記事から読んでくださいね。
出産について
妊娠後期に入り、
マタニティヨガやベビーマッサージで
お世話になっていた助産師さんが
担当に決まり、ますます安心。
そして、出産直前の妊婦健診で。
「３ｃｍ開いているけど、
まだ降りてこないかなぁ」と言われ、
助産師さんに習ったスクワットをやってみる。
そして、夜中から子宮が軽く痛みだし、
10分前後の間隔になるも、
全然痛くないため、
いつもの前駆陣痛なのかビミョ～と
思いながら、朝方、助産さんへ連絡。
一度、夫と娘を連れて、
母子未来センターへ向かう。
「う～ん。。。。あんまり痛くない。」
でも、内診すると、
子宮口が4－5㎝は開いている
とのことだったので、
そのまま入院することに。
そのあと、陣痛をすすめるために、
お隣の八重島公園へパパと娘と遊びに行く。
7分間隔くらいで生理痛ぐらいの痛みを感じつつ、
公園の遊具でついつい真剣になって遊ぶ。
その後は、産後なかなか食べられないものを・・・
とういうことで、ラーメン屋へ。
予定していた2件がお休みで、
どんどんセンターから離れた遠くのラーメン屋へ。
パパは心配するも、
無事、ラーメン屋へたどり着き、
7分毎に陣痛でフリーズしながら、
美味しいラーメンをいただきました。
その後、母子未来センターへ戻り、
しばし、休憩。
痛みの合間に少しウトウト。
助産師さんが、持って来てくれた
温めアズキパックが最高に気持ちよく、
「あずき最高！！」と心の中でつぶやいていました。
ウロウロと落ち着かない娘を
助産師さんが連れ出して、遊んでいてくれたため、
夫にマッサージをしてもらいながら、
しばし充電タイム。
それで、だいぶリラックスできました。
その後、助産師さんと一緒に
センターの階段を昇り降りしているうちに、
ずんずんと痛みが増してきました。
助産師さんが一緒に昇り降りしながら、
痛いときに的確にいい部分をぐっと
押してくれるので、
なんとか階段を歩いているうちに、
「きてるな～」という感じがでてきました。
そしていよいよ分娩室へ。
（この辺から記憶があいまい。。。）
気付いたら、「う～ん」「う～ん」と
声が出てきました。
頭の中は「いたい」の3文字で
いっぱいになっていましたが、
助産師さんが腰やお尻を押してくれたり、
夫がオイルでマッサージ
してくれたりを感じ、
「きもちいい・・・」
「ありがとう・・・」
と思いつつも、反応はできず。
とくに温めタオルがすごくよくて、
じわっと中が温かくなり、
「赤ちゃんも喜んでる～」と
ぼんやり感じました。
2歳の娘も一生懸命、私の腰をさすったり、
飲み物もってきてくれたり、
「がんばれ～！」と応援してくれたり、
ぼんやりとした意識の中でも、
「頑張ろう！！」とすごく力になりました。
だんだんと赤ちゃんが下りてきて、
頭が出てくるのを感じた時、
それまで完全に痛みに負けていた気持ちが
「私がこの子をキャッチするんだから
しっかりしないと！赤ちゃんが落ちないように
チカラを抜かないと・・・！！」
と冷静になり、おかげで、ゆっくりと赤ちゃんの
頭が出てくる様子もしっかりと見ることができました。
生まれてきた赤ちゃんを自分の手で支えて、
胸に抱いた時、
嬉しくて、ほっとして、涙が出ました。
生まれてきてくれてありがとう
というきもちでいっぱいになりました。
その後、パパがへその緒カットしたり、
赤ちゃんにすぐに初乳をあげ、
ゆっくり横になっている時間は
至福の時間でした。
ここでも、
動き回る上の子を助産師さんたちが
相手してくださり、
薄暗い分娩室に漏れてくる灯りと、
みんなの話し声と
娘の嬉しそうな笑い声が聞こえてきて、
「はーーーー、幸せだなぁ～」
としみじみ感じました。
安心できる助産師さん達に
立ち会ってもらい、
痛かったけど、幸せいっぱいのお産でした。
＊＊＊＊＊＊＊＊
何度読んでも、
わたしも思い出して、
涙ウルウルしちゃいます
ホント、
お産は人それぞれストーリーが
ありますよね♪
引き続き、産後の入院生活についての
感想も頂いているので、
明日も是非、読んでくださいね♪
次回、
「お家以上に居心地よかった産後生活」
に続きます。
沖縄県助産師会母子未来センター
住所：沖縄県沖縄市中央４－１５－１２
（高速道路：沖縄南ICより車で５分）
TEL：098-938-1103（ｲｲｵｻﾝ）