休日。
それは1週間の戦いを終えた戦士たちに訪れる、至福の安息日。
この1日で日ごろの疲れを癒し、英気を養い、再び戦場の日々へと戻っていくのだ。
ではそんな休日の過ごし方を昨日を例に振り返ってみよう。
12:30 就寝
帰宅後、寝たのは太陽がほぼ真南にまで昇っている時間でした。
17:00 起床
17:30 朝食
さて、今日も元気に朝メシだ!!
…という事で冷蔵庫をあさる。
出てくるのはもちろんビールばかり。
さぁ、コイツを飲んで今日も1日がんばるぞ!
と思いきや、何も取らずに冷蔵庫を閉める。
なぜなら今日は休肝日(急な思いつき)。
私は白米を炊き、ゴマ油をぶっかけ、半熟玉子と茹でた豚肉、そしてコチュジャンとテンメンジャンとキムチを乗せてかき混ぜた。
松屋のビビン丼的なアレの完成である。
ビール代わりの朝メシの完成だ。
ちなみに「松屋のビビン丼的なアレ」が我が家における、この丼の正式名称である。
またの名を「コリアンエクスプレス」。
18:00 執筆開始
ご存知の方も多いと思うが、私は来月締切の「◯◯◯文学賞」にエントリーする作品を執筆しているのだ。
この文学賞は青春小説というテーマで書かなくてはいけない、という決まりなのだが、あまりマトモな青春時代を送っていなかった私には、かなり縁の遠いテーマである。
「男は死ぬまでが思春期」というのが私のモットーなので、もしそんな前提がまかり通るのであれば、テーマ関係なく書いても良くね?
ってのが本心なのだが、得てしてそんな超少数派意見は世間や社会というものからあっさりと弾かれてしまうので、しぶしぶ高校生が主人公のストーリーを書いている。
そんな私の脳内には常に「昭和枯れすすき」がBGMとして流れている。
24:00 昼食
適度に休憩を挟みながらも6時間ほど執筆。
さて昼メシの時間だ。
外は真っ暗でも、私にとっては“昼”なのだ。
さて、キンキンに冷えた缶ビールでも…
っと、いけない。今日は休肝日だった。
そんな私のチョイスは「カルボナーラうどん」。略して「ボナーラ」。
黒コショウをたっぷりまぶして胃袋に流し込む。
胃袋と食道から「あれぇ、旦那ぁ?今日はいつものヤツ、やらないんですかィ?」
みたいな発言が聞こえてくるものの、そこは精神を統一し邪念を一気に振り払う。
逃げちゃダメだ。(今日は休肝日)
逃げちゃダメだ。(今日は休肝日)
逃げちゃダメだ。(今日は休肝日)
よし、振り払った。
うどん、うまい。
お酒、ダメ、絶対。
00:30 執筆再開
そういえば、今日は全く外出していない。
カーテンも開けていないので外の天候が全く分からない。
ひきこもりのニートはこんな感じで毎日を過ごしているのだろうか。
ふと、そんな事を思う。
そういえばずっと誰とも喋ってないな…
05:00 右足がつる。
亜鉛とカリウムが不足しているらしい。
三陸産の生ガキ食いたいなぁ。
05:05 左足もつる。
もはや芸術の域まで達しているであろう、いびつなポーズで固まる。
動こうにも動けない。
エクストリーム人体アートの完成である。
05:20 復活
「サムライという生き物はどんな境遇からでも不死鳥の如く復活するものなのさ」
ひとりごと。
久しぶりに喋ってみた。
なんか声が変だった。
そして虚しくなった。
帰りたくなった。
あ、ここ俺ん家じゃん。
05:25 掃除機をかける。
アウトオブ近所迷惑。
ホールドミー世間の風当たり。
ついでに洗濯機もまわしちゃう。
洗い物もやっつけて、トイレ掃除までやってしまおう。
BGMはHIGHWAY STAR、アイアムア HIGH STAR。
舵はちゃんと握るもの。家事は勢いでやるものなのだ。
それが海賊流。
よい子はマネしちゃいけない。
もちろんよい大人もマネしちゃいけない。
TPOはあいさつの魔法よりもずっと大切なんだぜ。
06:00 夕食タイム
スマホを開きながら夕食。 ←いまここ
乾燥ワカメと青ネギを適量入れたカップ麺にお湯を注ぎ、3分後、箸でフタに穴を数箇所開けてお湯を切り(スナオシ方式)、粉スープを半分だけ投入。
卵黄のみを中心に落とし、箸で混ぜ混ぜ。
「油そば的なアレ」の完成である。
残りのスープはお椀に入れてミニスープとして添える。
勇気を出してテレビの前のみんなもやってみよう!
ホントに美味いぞ!!ホントだぞ!(ソースは私)
えーと、まぁ…
そんなこんなで休日を振り返ってみた訳なのだけれど。うん。
【 第21話 「そんな過ごし方で本当に良いのですか?」 完 】