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こんにちは!
髪とココロの学校・本村穂蓉です。
お読みいただきありがとうございます。感感謝しあわせ
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髪とココロの学校では、
お客さまと美容師さんとの、
心に残るエピソードを紹介していきます。

このページは、
『 ☆エピソード募集&御紹介 』のページです。
お客様と美容師さんとのエピソードを
読者登録いただいた方々から、
広く募集して、御紹介をしていくページです。

* 美容師さんとして・・・・
* お客様として・・・・・・・


・・・の、どちらの立場でも構いません。


まだ、エピソードの募集は届いていませんので、
ボク自身が経験した、
お客様とのエピソードを御紹介させていただきます。

「あなた」からのエピソードの御紹介、
心より、お待ちしております(m-m)
*掲載の際には、
 匿名(イニシャルまたは、ニックネーム)にて、
 記事とさせていただきます。


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お客様とのエピソード④



いまでも心に残る、
ある落語家さんからの言葉。





美容師の修行時代での出来事です。



いまから、26年くらいまえでしょうか、、、
まだ、ボクが美容師としての駆け出しで、、
体得した技術と言ったら、
「 シャンプー 」くらいしか出来ていない頃。。。


どうしても、毎日の仕事がつらくて、、、

「 やめようかな・・・ 」

なんて、先のことを考えないままに、
逃げ出そうとしていた時がありました。。



そんな時に、
ボクの、当時のお師匠さまの、お客さまで、
00さん、という、有名な、落語家さんの、
マッサージをさせていただくことになりました。


00さんは、
テレビでは、いつも、お話をしていらっしゃるのですが、
プライベートだと、「 喉を休める 」からでしょうか、
お話をしている姿を、拝見したことがありませんでした。


その時も、マッサージをさせていただきながらも、
00さんは、新聞を大きく広げて、
お話しすることなく、
読み続けていらっしゃいました。


・・・・と、、、


いきなり、、、、、
00さんが、おっしゃいました。。


「 どう? 修行はつらいかい??? 」


ボクの態度に、
『 美容師をやめたい! 』とでていたのでしょうか?
いきなりの質問に、ボクは、思わず、、素直に、、


「 ハイ! とてもつらいです・・・。。。 」


・・・と、答えてしまいました。。。
すると、00さんは、
静かに、新聞に目を向けたままに、
お話くださいました。。


「 わたしゃ~ね・・・
  兄弟子という人達を、10人以上、飛び越えて、
  真打っていう、一人前になったんですよ。。。。
  その時ゃ~ね、、してやったり、、
  、、、な、、気持ちでね・・・・
   そりゃあ、、嬉しかったんですよ。。。


  でもね・・・ 
  一人前になってからが、地獄でした。。。


  ・・・・んでね、気がついたんですよ。。。
  修行時代なんて~のは、、
  ぜんぜん、
  ツライことなんかないんですよね。。。。
  一人前になってからが、
  本当の勝負なんですよ。。 」


  00さんは、新聞を読みながら、、
  そう、おっしゃいました。。。。


  ボクは、


  『 修行時代は、つらくなんかない!! 』


   ・・・その言葉を耳にして、、
   素直に、、


  「 そうなんだ!!! 」

   
   ・・・って、思いなおしました。。。
 

  
   いまでも、、
   その時に、いただいた言葉、、


  『 修行時代は、つらくなんかない!! 』


   ・・・の、お陰で、
   いまの、ボクがあると思っています。。



   00さんを、テレビで見ると、
   いつの日か、
   御礼を、お伝えしにいきたい・・・って、
   そう思うんです。

  
  
   00さん、本当に、ありがとうございました。。
   いつの日か、、
   御礼を、お伝えに行かせていただきます。


        
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気づいたコトがあります・・・
 
それは、、、

  髪に触れるというコトは・・・・
   その人の心に触れる・・・・

     そういうことなんだと。

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