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台湾の美容師さんとの出逢い。。


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成田に到着して、、

台湾の美容師さんが、滞在していると言っていた、

日航ホテルに行って、フロントに、約束の件を伝えると、

ホテルスタッフが、取り次いでくれて、


『 0000号室の、部屋まで、お越しください 』


・・・・とのコトです。。

、、と、ホテルマンが、、伝言してくれた。。。




ホテル・ロビーではなくて、、

 
『 部屋まで来なさい 』


・・・と言われて、いきなりに、お部屋に行っても良いのだろうか?

と、思いつつも、、部屋のドアをノックすると、、

8人ぐらいの、台湾人と思われる人たちが、その部屋にいた。。。



その中の、70歳に近いと思われる、ご年配の女性が、、

手で、、、こちらへ、、、と、部屋の、奥に呼んでくれた。

そして、その女性が流暢な日本語で言った、、



「 はじめまして、、ザーママと、言います。 」



ボクは、自己紹介をして、それに答えると、

その、ザーママと言われている女性は、間髪入れずに、



「 あなた、台湾で何したいね? 」



・・・と、電話の時に質問していたコトを、再び、聞いてきた。

ボクは、電話の時と同じように、、、



「 具体的には、ないんですけど、、

  とにかく、、海外で、何かをしたいという直感なんです。 」



、、と、伝えると、

ザーママは、笑いながら、、



「 何をしたいのかわからないのに、台湾に来るのですか? 」


そう言って、、周囲の、若い美容師さんたちに、

台湾の言葉で、、伝えていた。。。

周囲のスタッフさん達は、、不思議な顔をして、ボクを見ていたけど、、

ボクは、真剣そのものだったから、、ザーママとの会話を進めていった。



「 そうなんです、、何をするのか? わからないままなんですけど、

  でも、、何かが、ある気がして・・・・ 」



それから、、この問答を、1時間半くらいも、、続けて・・・・

何度も、繰り返す、質問と、、繰り返し、それに答える言葉。。。

ザーママを守るように、囲んでいたスタッフは、

一人、、また、一人、、、と、、ザーママに挨拶して、

自分の部屋に帰っていった。。。。




ザーママと、ボク、、そして、、スタッフが2名残った時に、

ザーママは、それまでと、違う柔らかい言葉で、こんな風に言った。。



「 あなた、台湾に遊びに来なさい! 案内するから! 」



その言葉を、聞いたあと、、ザーママに、深く感謝を伝えて、、

その部屋を後にした。。。



はじめて逢う人を、自分の部屋に入れるという行為。。。をした、ザーママ。。

いま、思い返すと、あの時、ザーママも、何かを感じていたのかもしれない・・・・。



・・・そして、、その言葉をいただだいたボクは、、

それから3週間後に、2泊3日で、

台湾に渡った。。。。



              つづく


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