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      小学生の時の美術の授業で。


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小学生の時の、美術の授業で、、

みんなで、社会に対してのキャンペーンとして

ポスターを描いてみよう、、という企画があった。

担任のフクダ先生に提出して、先生が良いと思ったら、

印刷会社に送って、街頭に展示してもらえるような、

綺麗なポスターにしてくれる、、、、というコトだった。



絵を描くことは、好きでもなんでもなかったけど、

でも、その時は、夢中になって、思い浮かべた絵を、夜遅くまで描いた。。

絵を描きながら、、

ふと、途中で、フクダ先生の顔が浮かんだ気がして、

その感覚を、すぐさま思い出してみると、


「 先生が、花や、自然の絵を嬉しいそうに眺めている姿 」、


・・・だった。

その時、ボクが描いていた絵は、ピストルを描いていて、


「 社会から、拳銃を無くそう! 」、、


・・・というコトを伝えようとしていて、

ボクとしては、とても時間をかけて丁寧に描いた絵で、

自信はあったのだけど、その、ふと、思い浮かべた先生の映像では、

自然の絵画を選んで、楽しそうに見つめていたから、

ようやくに出来上がった後になって、、

もしかしたら、選ばれないかもな・・・という思いのままに、

先生に提出したら、やっぱり、、選ばれなかった。。。



実際に、選ばれた、いくつかの作品は、どれも、

『 自然 』を題材にしたモノばかり。。。。



その時、、思ったこと、、

それは・・・、

先生という選ぶヒトの、個人的な「好み」によって、

決められるコトがあるのだな、、、というコト。。

だったら、次からは、

自分が書きたい絵をかくのではなくって、先生の思い描いた、

好きな感覚を表現しよう・・・と、思った。。



その美術の授業の後から、

そんな風に、人のココロに、あわせることで、

得られる利益の存在を、なんとなく、意識し始めた気がする。




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