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       ココロの旅の始まり

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「 なんで?
  思ってることと、言ってることがちがうの? 」


・・・なんて、
幼いころを思い返すと、いつも、その想いにたどり着く。
大人も、学校の友達も、みんな、、そんな感じで、
思っているコトと、言っているコトが違ってた。。


小学生の頃、、「 モッチョ 」というニックネームで呼ばれてた。
勉強は、大嫌いだったけど、、スポーツは大好きで、、
体育の授業になると、1番に校庭に走っていった。


野球が大好きで、町内会の野球チームや、市内の野球クラブに入っていた。。
小さい頃から水泳を習っていたこともあって、肩が強いって、いろんな人に言われて、
野球チームでのポジションは、キャッチャーや、センターを守ることが多かった。


特に、面白かったのは、センターを守っている時に、
バッターが打席に入って、ピッチャーが投げる瞬間に、
バッターの打球が、どこに飛んでくるのかがわかったこと。
投げた瞬間に、ポジションの位置を変えるだけで、
楽に、ボクに飛んでくる外野フライや、ライナーのボールをキャッチしていた。
だから、その感覚が面白くて、守備につくのは、大好きだった。。。


野球の想い出の中でも、特に、印象強く覚えているのは、
テレビの、プロ野球野球中継で、打者がホームランを打つ時が、わかったこと。
なんとなく、ホームランを打ちそうな感じの時、
一緒に観ている父親に、

「 お父さん、この人、ホームラン打つよ! 」

・・・って伝えると、本当にホームランを打った。

父は、ビール片手に酔っ払いながら、

「 おお! 勘があたったたい!!(笑) 」

、、、って喜んでくれた。



そんな風に、なんとなく、、「 予感 」が、あるときは、
その予感通りに、物事が動いていたのだけど、
その感覚は、安定してはいなくて、、

たとえば、
ボク自身が、バッターの時に、どこにピッチャーが投げるのか?
それは、なぜだか、全然、、わかんなかったから、
だから、バッターとして打つのは、得意じゃなかったし、好きじゃなかった。




小学生の頃、友達も、たくさんいたけど、、
いつからかわからないけど、、一人でいることが好きになった。
なんだか、その方が、心地よかった。。。

学校帰りは、いつも、ひとり。。
歩きながら、小さな石ころを蹴飛ばして、
道路脇の下水のアナに、入れるのが楽しかった。
蹴った瞬間に、『 入る 』・・・ってわかる、その感覚が面白くって、、
その行動が、毎日の日課のような感じだった。



今思えば、、少し先の「 予感 」が当たる、、というコトが、
どんなことであれ、、楽しかったのかもしれない。。
だけど、、
目の前にいる先生や、友達が、本当に、ココロの中で思っていることを、
ボクに言ってくれない理由は、わからないまま過ごしていたから、
みんな、ボクには、「 嘘つき 」なんだなって、思って・・・・
だから、、ひとりで過ごすことが多くなって、
少しずつ、人が嫌いになっていった。。



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