邦画「かもめ食堂」を観る | ボストン生活

ボストン生活

アメリカのボストン在住。                
素朴な日々の事、街のこと、時々猫の事などを書いています。

知人から邦画「かもめ食堂」のDVDを借りました。


この映画、ちょっと前にブログに書いた「トイレット」

同じ監督・荻上直子さんの2005年の作品です。

ボストン生活-かもめ食堂



















フィンランドを舞台にのんびりペースで進むこの映画、

独特の間やほんわか温かくなる感じがトイレットと同じで

(トイレットの方が後作品ですが)やっぱり荻上監督映画だなぁ

と感じました。


また出ている女優さんが小林聡美さんを始め、個性派ばかり。

それがまた良かった! いい感じの距離感を保ちつつ

人と人との温かい繋がりがあって、見終わった後は

やっぱり心にほんわかとしたぬくもりを残していってくれます。


そして何より、かもめ食堂に行って食事がしたい!と思いました。

きっとこれは観た人誰もが思うことなんだろうな。

中でもおにぎり。 自分が作ったおにぎりじゃなく、

誰かに作ってもらったおにぎりが食べたいっ!

かもめ食堂のおにぎりを見て、私は母親のおにぎりが恋しくなりました。


あぁ、ほっこり気分になれたいい映画だったなぁ。



そうそう、映画を観た後に知ったけれど、この原作は

群ようこさんが映画のために書き下ろした小説なのだとか。

群ようこさんの作品は昔から結構好きで、エッセイも小説も沢山読みました。

このかもめ食堂も機会があれば読んでみたいわ。