私が住んでいます志賀島(福岡市東区)は国宝「金印」が発見された島でもあり、万葉集にも詠われた歴史の島です。また照葉樹林に覆われ、温暖で果樹が良く実る自然豊かな場所でもあります。

 代々この島で農業をしてきました関係で、この度700坪の畑が手に入りましたので、会社の社員とご家族のための農園として開放したいと考えました。現在は、枇杷15本、桃6本、ニューサマーオレンジ7本に柿の木1本の苗木を植えています。管理は私が行い、収穫時に社員の皆さんに来ていただいて楽しんで欲しいと願っています。

果実が実をつけるには時間が必要です。俗に桃栗3年、柿8年と言いますが、枇杷は13年だそうです。休日には、農園の手入れをしていますが、悪戦苦闘の日々です。一つは、イノシシが畑を荒らすこと。植えていた「安納いも」が食べられました、残念。二つ目は、雑草との闘い。これもキツイ。

しかし、自然の中で汗をかきながら、取り組む農業は楽しいです。ストレスが取れます。

そして、伝おうという人が出てくるのを待ってます。来年の初夏には、枇杷狩りの案内が出来る事を楽しみにしています。今は白い枇杷の花のつぼみを見る事が出来ます。

 

坂本正孝