年齢、性別:30代、男性

 

職業:自営

 

主訴(症状):親指の痛み、ボクシングのフックを打った際、親指が曲がった状態で相手の右顎を捉えた

その際に、<母指CM関節とMP関節に痛みが出た>

 

検査:指を曲げる動作の時に痛みが少しでる。指を広げる動作の時さらに痛みが強くなる。痛みの出る場所は少々腫れと熱感があった

 

施術:痛みの関節部にはお灸、この症状の場合衝撃を受けた周りの筋肉が硬くなり長引くケースが多いので

前腕部の張っている筋肉を先に鍼で緩めておく

 

施術後:2日目には前腕の張りは少なく痛みも落ち着いたのでオイルを使って関節をゆっくり動かす。

動ける範囲も増えてきた

    3日目は普段の握る広げる動作は問題なくできるが、親指を普段以上に広げる際に痛みが出る、手のひらにある硬いポイントを鍼とオイルを使い良くしてみるとほぼ痛みがなくなった

3日目で治療完了

 

備考:突き指や指の痛みが長引く原因には、怪我をした時に防御しようとして硬くなる周囲の筋肉が悪影響になる事が多い

筋肉の硬さが回復の速さにかなり影響してくるので気をつけましょう

    

年齢、性別:40代男性

 

職業:自営

 

主訴:(左膝痛)柔術のスパーリングの際、隣のスパーリンググループからの衝突で受傷

本人は膝関節伸展位(膝が伸びきった状態)の時、相手の踵部分が膝蓋骨内側部へ衝突し

膝関節過伸展が強制された(膝に踵がぶつかりこれ以上伸びてはいけない所まで膝を強制的に伸ばされた)

 

検査:MRIの結果、内側側副靱帯、内側半月、前十字靱帯の混合損傷と診断

 

所見:膝前方への不安定感と膝内側部の圧痛、受傷直後の腫れが見られ

膝を伸ばした状態で踵を持ち上げた際、1番痛みが強く出た

 

施術:・最初の2週間は物理療法+鍼治療で局所の痛み改善を目的に施術

・3週間目からは寝た状態での他動運動での痛み改善のため局所以外も鍼メインに施術

・1ヶ月過ぎた頃から自動運動での痛みが出るところを運動療法に切り替え、リハビリスタート(下駄を製作しEMSと組み合わせ、足関節と股関節の可動を使って膝の動作改善を目的にリハビリ)

・1ヶ月半程で歩行は問題なく行える程度に回復(気になる動きの確認と膝周囲を安定させる筋力強化へ移行(自動負荷度トレーニング+バランスボールトレーニングなど)

 

施術での変化:2ヶ月程で柔術に復帰できた

 

考察:機能レベルに合わせて施術からリハビリをするのが重要、自動運動と他動運動での痛みの違いや痛みでの筋肉の偏りの修正が難しいポイント

 

 

 

年齢、性別:30代女性

 

職業:アパレル

 

主訴:入眠が上手くいかず、朝も怠さを感じながら起きる

布団に入ってから直ぐに入眠できるのは、1ヶ月の中でも片手で数えるくらい

 

生活習慣:お酒をよく飲む、食べるのが好き(油物が多い)、日中は立っていることがほとんど

サウナが好き、最近職場環境でストレスを感じる、韓国ドラマにハマり中

 

検査:・アロマオイルを使った嗅覚反応分析で心身のバランスをチェック

   ・腹診と皮膚の状態をチェック

所見:嗅覚分析ではストレス値が赤信号、腕は前腕部に弦のように筋張った感覚があり

腹診では鳩尾(ミゾオチ)の辺りに空気が溜まった感覚があり、背中(肩甲骨間)の

皮膚の乾燥と筋(スジ)感を触知した

 

施術:お灸をメインに皮膚の乾燥と筋張った筋肉を施術(40分程度)

施術での変化:仰向け状態で前腕部の張りを刺激した時、腹部ガス溜まりのあった部分からポコポコ音が鳴り出した、その後背中の乾燥をとった時、ギュルルとお腹がなり溜まっていたものが下に流れた感じがした、その頃には患者さんは、大きな呼吸をしながな熟睡していた

 

考察:後日、その日から睡眠が良くなったとの事だが、効果の持続は5日程だった

胃への負荷がストレスや過食、飲酒などで過度になってた事が原因だと考える(痰熱による

不眠)