今、snsでいろんなバトンが回ってますね!
私は以前、
脇雅世先生が始められた「料理リレー」に
参加しましたが、
今回は
「料理本リレー」のバトンが手元に。


主婦と生活社の料理本編集者チームから
始まった 「料理本リレー」 
料理本に携わる、料理家、カメラマン、スタイリスト、デザイナー、ライター、編集者が好きな料理本を紹介する企画です。
オススメと、自分の携わった本を
紹介していきます。



仲良しの
料理家でカメラマンの 
minokamo さんからバトンを受け取りました。


私は本を読むと、
出てきた食べ物ばかりが記憶に残ってしまう癖があるらしく、
小学生の時読んだ「キュリー夫人」でも、覚えてるセリフは「昨日は赤かぶを食べたのだわ」です。
(キュリー夫人は学生時代
勉強に夢中になりすぎて
ごはん食べるのも忘れ
栄養失調になってしまいます。
その時駆けつけたお父様に言ったセリフが
これだったとおもいます)
ラジウム発見は忘却のかなた…。
ノーベル賞、ごめんなさい😅


そんな食べ物の記憶ばかりの私の好きな料理本を紹介させていただきます。



①『あなたのための料理の基礎全集』(婦人生活社)
写真からもおわかりかと思いますが、
使いこみ過ぎてボロッボロ。
元々母の本で、
30年前1人暮らしを始める時に受け継ぎました。
たまに母のメモや新聞の切り抜きが挟まっているのも宝物。



基本の家庭料理が網羅されていて、
この中から何品作ったことか。
ちなみに、
ビックリするくらい料理の好みも気も話も合う友達がいるのですが、
その人の本棚にもこの本を見つけ、
驚いたことがあります。
舌があえば気もあいます。



②『幕末維新メシ』(NHK出版)
幕末の偉人が食べたものが、
人物別に掲載されています。
元々、人の好きな食べ物の話が好きで、
食べ物で運気や元気を上げる「開運飯」という活動をしているので、
歴史上の人物の性格や人生と好きな食べ物を見比べては
「このお料理が好きだからこういうことしたのでは…」と、
勝手にプロファイリングしてニヤニヤしています。
NHKの番組「趣味どきっ!」のテキストですが、
当時のお料理の再現レシピもたくさん掲載されているので、
料理本ということで。
ちなみにこれに載ってる「坂本龍馬のカステラ」は
私がNHKの「ごごナマ」でご一緒してた
大好きなフードコーディネーターさんが作ってます。



③『かぼちゃを塩で煮る』牧野伊三夫 (幻冬舎)
画家の牧野伊三夫さんの食べ物エッセイ。
とにかく食べ物への愛が素晴らしく、
出てくるお料理全部美味しそう。
穏やかな文章に、ワクワクと想像力をかきたてられます。
細かな分量などは載ってませんが、
ザックリしたレシピはたくさん書かれていて、
鎌倉のスナックで出てくるという
「ぐちゃぐちゃ」というおつまみは、
友人が我が家に来たとき、
自分のものの様な顔で出してます(笑)




○ 手前味噌枠(たずさわった本)

『みんなで作るご当地とっておき料理』
ご当地とっておき料理編集部(ヨシモトブックス)
吉本興業には全国47都道府県それぞれに
「住みます芸人」がいて、
そんな住みます芸人がオススメのご当地の料理や調味料を紹介する本。
私は料理芸人として、
いろんな土地の郷土料理をアレンジしたものを数品のせています。
実は今回バトンを渡してくれたminokamoさんと
初めてお仕事したのがこの本で、
とても思い出深い1冊。
そこからご縁が繋がって仲良くしていただいているので、
これからもどんどん思い出深い本になる予定です。


他にも「美味しんぼ」とか「きのう何食べた?」とか「大市民」とか(漫画)
「カラスのパン屋さん」とか「おばけのコッチ」とか(絵本)とか
オススメ色々あるんですよね。


自粛生活で、
自炊に慣れていない人は大変だし、
普段自炊の人も、
自分の味はわかりきってて飽きちゃうし、
料理本見て作ってみるのもよいですね。
みなさんもオススメあったら
教えてくださいね!


おにぎり本日の開運ごはんおにぎり

タラの油淋鶏。



タラのアラが安かったので揚げて、醤油、お酢、みりんにネギと生姜タップリの免疫力upなタレで。
タラは順応性を高める対人運upパワー。
人間関係潤います。
ちなみにタラはとても大食いで「たらふく」という言葉は「タラ腹」からきている説があります。
たらふく食べましょう。