今朝、一仕事をしてる時にメールの着信がぶるぶるしました。
数時間の仕事を終えて、次の職場に向かう途中に確認すると、一度は僕のほうから連絡を断ったAさんからでした。
Aさんは一番最初に書いた記事の「Aさん」です。
僕には未だにわかりませんが、Aさんは僕に好意を持ってくれていて、でも僕からの返事は一切期待せずただ、ひたすら関わっていたいという方でした。
・・・が、僕としては自身の腐りきった人間性が嫌なだけでなく、ひたすら関わってもらうにはAさんの貴重な時間を浪費させてしまうことを終わらせたいということ、Aさんからいただいた大切な教訓をも持ってできうる限りのものを捨て、再度人生のスタートを切りたいということで、ほぼ一方的に連絡を断ちました。
Aさんは白血病であり、自身の命の行く末に闇が多く・・・例え命を繋げたとしても、「生かされている」環境に変わりはないであろうと。しかしながら、この間僕と関わったことを小さな糧として「生かされてる」から「生きる」術を見つけるということ、Aさんの闘病生活に僕をこれ以上巻き込みたくないという理由で、Aさんも連絡を断ったという経緯がありました。
もちろん僕は、巻き込まれたといえば巻き込まれましたが、それによって不利益は全くなく、むしろターミナルの医師や看護師やカウンセラーといった専門知識のない僕なんかができることなんかあるだろうか・・・と逆に申し訳なさを感じ続けていましたし、今でもそう感じています。
僕もAさんも、お互いに対して「○○であってほしい」と思う気持ちはありつつ、でもそれを押し付けずにどんな選択肢を選ぼうとも、相手の意思を尊重するといった共通点がありました。
なので、お互いが「連絡を断つ」といった選択の理由にこそ違いはあれ、そのことを引き止めたり、ましてや袖を引っ張るようなことはありませんでした。
それから約1ヶ月。
まさか、Aさんからメールをいただけると思っていませんでしたし、その内容が病状は徐々に回復に向かい外出や外泊が少しずつできるようになったという報告でした。
僕は素直に嬉しかったです。
Aさんが「生きる」術を見つけるために、歩を進める道ができたことが、本当に嬉しかった。
Aさん自身の努力といったものではどうすることもできない世界が、何かの力によって切り開けはじめたことは、僕にとって損も得も関係なく、無条件に嬉しかった。
こういうことが起きると、(良い意味で)クサレ縁の沸き立つにおいを感じざるを得ません。