乗りつぶし達成日:2021-2-28
乗車日:2021-2-28
難波より南海電鉄高野線に乗車。
難波からは、関西空港・和歌山方面の南海本線、橋本・極楽橋方面の高野線が出ており、更に両方向とも有料特急もあってかなり賑やか。
南海高野線は汐見橋〜極楽橋の路線だが、途中の岸里玉出で路線の性質は大きく異なる。
岸里玉出〜極楽橋は、難波方面からの列車が行き交う主要路線だが、汐見橋〜岸里玉出は、ワンマン列車が往復するだけのローカル線となっている。
更に、岸里玉出では線路の構造上、同じ南海高野線であっても直通運転はできない。
かつては汐見橋から橋本・極楽橋方面に列車が出ていたのでこのようなおかしなことになっている。
車端部にはクロスシートがある。
河内長野辺りまでは大阪の住宅地を走行。
河内長野を出ると、府県境へ。
トンネルで山を貫いており、現代の高い技術が伺える。
難波からの列車は橋本で終点となり、橋本からは普通極楽橋行きに乗り換え。
橋本〜極楽橋は、険しい勾配とカーブが連続する山岳路線になる。
特急列車の運行もあるが、全く速度は出ない。
大手私鉄の路線でここまで山がちなのも珍しい。
極楽橋の1つ手前、紀伊神谷で下車。
ここは南海電車最強の秘境駅である。
山の中にある静寂に包まれた駅だ。
終点の極楽橋へ。
ただ極楽橋駅は山の中にある秘境駅一歩手前の駅となっている。
観光地の高野山へ行くには、ケーブルカーとバスを乗り継いでいく必要があり、ほとんどの乗客はそのままケーブルカーに乗り換えていく。
では。