乗りつぶし達成日:2018-8-21
乗車日:2021-3-1・2022-10-16
新宮より紀勢本線(きのくに線)普通紀伊田辺行きに乗車。
こちらは2021年に引退した105系。現在は227系が普通列車を担当している。
紀勢本線の紀伊田辺〜新宮〜多気は、長距離を走るにもかかわらず普通列車のほとんどがロングシートとなっており、旅行者からはあまり評判が良くないのだが、どうやら津波対策のよう。
特に新宮〜串本では、太平洋のすぐそばを通り絶景路線となっている。
しかし南海トラフ巨大地震などが起こり津波が発生したときを考えると、とても恐ろしい。
避難に時間がかからないようにロングシートとなっているという、この地域らしい理由がある。
この日は生憎の悪天候だが、それでも海はよく映える。
串本は本州最南端の駅。
本州最南端の地、潮岬もこの駅が一番近い。
串本から乗った後続の列車は、4扉車の105系。
こちらはJR常磐緩行線や東京メトロ千代田線での走行歴があり、余生を和歌山で過ごしているというなんとも凄い車両。
全然実感が湧かないなぁ。
串本から先も海は見えるが、串本〜新宮ほどは接近しない。
紀伊田辺に到着。
特急を除くほとんどの列車はここで乗り換えとなり、紀伊田辺以北は本数も増える。
ここからは別日の記録。
紀伊田辺から阪和線、大阪環状線方面の列車に乗車。
大阪環状線にやってくる普通快速列車の中では、最も遠くからやってくる列車。
面白い列車だと思ったので、わざわざ紀伊田辺で宿泊した。
大阪や阪和線でよく見る車両だ。
紀伊田辺から先は伏線となり、段々と都会に近づいている印象になる。
岩代付近の海も綺麗だ。
御坊以北は内陸部へ。
和歌山に到着。
この日はそのまま阪和線方面へ乗り続けた。
きのくに線は大変景色が綺麗だが、津波の心配とは切っても切り離せない。
いつまでもこの風景であってほしい。
では。