乗り潰し達成日:2021-3-11
乗車日:2021-3-11
千頭から大井川鐵道井川線に乗車。
この写真を見て分かると思うが、大井川鐵道井川線は特殊な鉄道路線。
元々ダム建設のための路線で、旅客化したので、昼間のみの運転で、沿線に民家は少ない。
つまりほぼ観光用の路線になっている。
遊園地の乗り物のような小さなトロッコのような車両。
でも景色はめちゃくちゃ良い。
小さいトロッコが山の中をゆっくり走っていくのが楽しい。
春や秋は窓を開けて自然の風も楽しむことができる。
アプトいちしろ〜長島ダムは、鋼索線を除き日本の鉄道路線で最も勾配がきつい。
この1駅だけは電化されており、アプト式が採用されている。
アプト式とは歯車を使って急勾配を登る技術。
日本の鉄道では2024年時点で井川線しか採用例がない。
かつては碓氷峠(横川〜軽井沢)でも採用されていた。
こんな貴重な鉄道技術が見られるとは。興奮が収まらない。
車窓に湖のようなものが現れた。
奥大井湖上駅。
駅名からしてなんかすごい特徴的。「湖上」って。。。
しかし、奥大井湖上駅はほんとに「湖上」である。
これの島の部分が奥大井湖上駅である。
衝撃的な立地、、、
ちなみに左側の橋を渡って駅から徒歩5分ほどでこの展望台に来れる。
そして列車は尾盛へ。
この付近は熊が出没するとのことで、一時期は「なるべく下車しないように」と忠告された超秘境駅。
熊が出るから降りないで、って駅としてどういうことなのよ笑
接岨峡温泉からは更に山深いところを走る。
もはや民家などは存在しない。
静岡のホントに山奥。
終点の井川へ。
当然だが山奥すぎて井川も何もない。
ダムはあった。
今や井川まで行ける列車は1日2本しかないらしく。到達難易度が高くなったなぁ。(このときは4往復あった)
井川線は鉄道好きに限らず楽しいので、お出かけ好きにはオススメの路線。
では。