岸田首相が自民党の信頼を戻して民主主義を守らねばと言ったが、独裁者はまず民衆に耳触りの良いこと言って支持され、それから大胆かつ極端な政策を行っている。ヒトラーだって第一次世界大戦で負けたドイツ人に自信を持てるような演説技術で支持を得てきた。一度強固な権力を持てば自分の思うようにやれた。時代的に。だから民主主義は十分独裁者を生み出す可能性はある。小泉元小泉首相もその気配があった。規制緩和の名の下派遣をあらゆる業種を認可したから、これは経営者側には都合が良い。だから、強い支持基盤経団連、医師会の票も取れる。派遣を全てに認めたことで、格差社会が広がっていった。小泉氏は十分に独裁者の素質があった。民主主義は独裁者をつくらないはみんなの勘違いだ。国民の人気で票を取れば選挙で独裁者は生まれる。つまりポピュリズムってやつだ。