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案内に「ワンロケーション」「登場人物二人のみ」「ロケ地が戦争遺跡のトーチカ」とあり、興味が沸きましたので観ました。

最初は「こんな果て地(根室)のトーチカに女子大生が一人でくるわけがない」「また、その女子大生がトーチカで出会った、見知らぬ中年男性と語り合うわけがない」と突っ込んだ見方をしていたのですが、中年男性が、昔のこのトーチカでの思い出を語っていくにつれて、話が重い展開になっていきました。

劇中、出演者の動作だけ映して、セリフがないシーンが何度かあるのですが、その時は「この先どうなるのだ?」と考えながら、静まった映画館のスクリーンを観る独特の時間が過ぎていきました。

そして私は、ある展開を予想しました。

そしたら、それがズバリ的中しまして、「あぁ~やっぱり!」と少し興奮したのでした。
続いて、「最後はハピーエンドか?」とエンディングの予想をしましたが……。

最後のシーンを観ながら「女子大生よ、なんでもっとよく男性を探さなかったんや!気づいていたのに!」と私は、感情移入した気持ちをぶつけずにはいられませんでした。

意味のわかりにくい感想ですいません。
種あかしになってしまいそうだったものですから…。

根室のトーチカ。
行ってみたいですけど、さすがに遠いですね。