久しぶりに、大阪メトロ・シティーバスの「エンジョイエコカード」を使ってぶらぶらした。
九条新道
↓(バス)
地下鉄大阪港
↓(中央線)
コスモスクエア
↓(徒歩)
トレードセンター前
↓(ニュートラム)
平林
↓(徒歩)
東船町
↓(バス)
小林
↓(徒歩)
千島公園前
↓(バス)
大正橋
↓(鶴見緑地線)
西長堀
↓(千日前線)
野田阪神
以上のルートを辿り、料金の元はとった。
コスモスクエア駅からは、閉鎖された「なにわの海の時空館」跡を見に行った。
一度訪れたことのある施設だが、立派な建物と展示物がマッチしておらず、いま一つだった記憶がある。橋下行政の見直しでやり玉にあがり、閉館してしまった。施設再利用に期待したいが、難航している模様。閉館から10年近く経過しているので、このまま解体の可能性が高い。
ニュートラムに乗ったのは10年以上ぶりになる。いつまでもラインカラー色の車両が走っているものと思っていたので、やって来た車両を見て、浦島太郎の気分だった。昼下がりなので空いており、かぶりつきを堪能する。
ポートタウンの町並みやフェリーターミナルを見て、今度は歩いてみたいと思った。
平林からは北上して、木津川渡船に乗った。
待ち時間を覚悟していたが、タイミングよく船に乗れた。天保山渡船には及ばないが、木津川も良いロケーションだと思う。
ちなみに、平林駅のスタンプの柄は渡船である。
渡りきると工場地帯で、風呂に入りたいとスーパー銭湯を検索すると、「天然温泉こうわの湯」が出てきた。一度行ったことのある施設だが、とにかく温もりたいので向かうことにした。東船町バス停では待ち時間があり、普段なら歩き出すところだが、エンジョイカードがあるので、スマホを見ながらバスを待った。
やって来たバスに乗ると、放送が「みなみおかじま」と言っている。漢字なら南恩加島だ。私はずっと「おんかじま」と思っていたので、新しい発見である。もっとも、近くのエリアに住む先輩N氏にこんなことを言うと、笑われそうだが。
「こうわの湯」は一部の浴槽の温度が上がらず故障中で、飲食エリアもコロナ禍で閉鎖のため、少し寂しい雰囲気。しかし、それ以外は入浴料もリーズナブルだったし、他の湯はまあまあだった。
風呂から上がると、壁に貼ってあるバスの時刻表を見たが、1時間に1本のバスが出たところだった。なので、畳敷きの休憩スペースでゴロゴロしながらのんびり過ごした。
あとは、JR東西線で帰路につくため、表記のルートをたどって終了。
ほぼ半日でこれだけ電車・バスに乗れた。それにしても、エンジョイエコカードの安さに改めて感心する。今度、カードを使うなら、東部地区や「いまざとライナー」に乗りたいと思う。
ちなみに、先述のN氏は、今回利用したバスの鶴町営業所の運転士だ。もしかして、車内で出会うかもと思ったが、聞いていた乗務路線ではないらしく、それはなかった。