私が会場に到着したのが14時頃だったのですが、会場前は幕内力士の入り待ちで長蛇の列が伸びており、平日とは思えない熱気でした。ま、入り待ちの熱気は、相撲だけに限ったことではないでしょうけど。
 
 
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入場してしばらくは、雰囲気に馴染もうと館内をうろうろしました。とにかく、ロビーや通路を位に関係なく、いろいろな力士が至近距離で歩いていくので、知った顔の力士が通る度に私は見とれていました。
 
 
 
幕下の対戦が終わる頃から、取り組みを見始めました。
 
 
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何せ、初めての生観戦ですから、いろいろな発見がありました。幕下と十両の格差をよくいわれてますが、取り組みにしても、幕下は所作を初めてあっという間に始まります。悪い言い方をすれば「チャッチャッと流れる感じ」。
 
 
しかし、十両になると塩を撒くし、館内放送の力士紹介も始まります。あとは、郷土力士によるファンの歓声が印象的でした。各力士に熱い固定ファンが存在するのだと気が付きました。
 
 
 
それにしても、場内の観客の比率として、かなりの若い世代がいたのは印象的でした。以前はどのような感じだったのか知らないのですが、親子三世代で見に来ている家族連れがいたり、女性グループがいたり、昨今の相撲人気は分かっていても、実際見てみると感心することしきりです。あとは謎の女子高生の一団。黄色い歓声とともに、ポンポンを手際よく文字にした光景は場内の注目を一身に浴びてました。
 
 
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「満員御礼」の垂れ幕が下がり、今日の取り組みのハイライトは横綱・白鵬と大関・豪栄道の結びの一番。
 
 
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ご当地力士の豪栄道が無敗の白鵬を破れば、座布団が舞うこと間違いなしと注目したのですが、期待むなしく豪栄道が破れてため息。この日は稀勢の里と琴奨菊の大関2人が豪快な相撲を見せたので、この二番が一番盛り上がったと思います。
 
 
 
初めての相撲観戦は面白かったですし、双眼鏡を持参していたので呼び出しの方とか、力士以外の人々の表情を観察できたのも興味深かったので満足しています。ただ、座席が狭いのには閉口しました。以前、プロレス観戦をしたことがあったので、府立体育会館は初めてではなかったのですが、こんなに狭かったのかなぁと。
 
 
 
相撲協会のサービスとして、全座席に座布団敷いてくれているのは有難いにしても、この座席で長丁場はしんどい。まして、この日は私の隣に体格の良い外国人が座ったので、私は完全に体を小さくして座っていました。次回の対策として、荷物を最小限に抑えて身軽にして少しでもゆったり座席に座れるようにしないといけないと感じたのでした。