前回掲載した新潟競馬場への往路は、青春18きっぷを使いました。大阪5:57発長浜行で出発です。
 
北陸路へ足を向けるにあたり、米原経由か湖西線経由かとなる(どちらでも、乗り継ぐ列車は同じ)のですが、運行車両と沿線の車窓を考えると、迷わず湖西線経由を選択しました。
 
京都では1分接続で近江今津行に乗換え。117系でした。朝日が眩しい琵琶湖ですが、無理やり景色を眺め、江若鉄道の廃線跡もチェックして近江今津7:36着。
 
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次の福井行まで30分強あるので、途中下車して朝メシといきたいところですが、メシは某場所と決めているので、ホームにとどまります。
 
やがて入線してきた福井行は、私にとって被写体の対象にならない車両ですが、ヘッドマークがついていたので、他のマニアに混じって撮影。
 
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ちなみにこの編成はトップナンバーでした。
 
福井行の発車直前に京都からの接続列車があり、車内は込み合いますが、さほどでもなく発車。
 
マキノで大勢下車し、近江塩津では前出の長浜行からの接続客を受け入れ。その中の1人は、長浜行で同じボックスにいた人でした。
 
敦賀8:48着。ここで途中下車します。朝メシを食べる某場所とはココのこと。敦賀駅が好きな私は、ここを素通りする訳にはいかないのです。
 
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駅改良工事は引き続き行われており、仮設の待合所で、福井の酒「一本義」を開けます。テレビを見ながらゆっくり過ごし、天ぷらうどんとおにぎりで朝食。食後は少し散歩しました。
 
敦賀9:53発の金沢行は4両。私は座れましたが、こちらも発車直前に新快速の接続があり、あっという間に車内は混雑になって発車。金沢までは2時間30分の長丁場です。
 
車窓も単調ですし、途中からお尻が痛くなってきて、決して居心地は良くはなかったのですが、同じボックスの親子旅の夫妻が、混雑の中、駅弁を開いたのには「なかなか、やるなぁ~」と感心したのでした。
 
シェルター仕様の高架駅・金沢は、風通しが悪く、何とも蒸し暑かったのが印象的。その中でビールを購入し、次の富山行を待ちます。すると、何ということかまた521系。
 
入線を呆然と見送った私は、座る気力もなく、立つつもりで、発車直前に乗り込みました。
 
富山行は2両ですが、超満員というほどでもなく、しばらくすると席が空いて座れました。その後はうたた寝状態で富山13:58着。
 
乗り継ぎ時間は短く、おとなしくホームで待機。ここからは、間違いなく旧国鉄急行型車両に乗れるぞと楽しみにしていたのですが、やってきた糸魚川行は車体更新の413系でがっかり。
 
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1両だけサハ改造のクハ455-700がくっ付いていましたが、M車に乗りたいので、413系に乗車。魚津、泊と市街地駅を超えると、車内はかなり空いてしまいます。
 
ここで私はMDを取り出し、走行音録音を敢行。関西では耳に出来ないコンプレッサー音に、内心ニヤとしながらマイクを持っていました。親不知の海沿いへ出ると、景色に見とれて糸魚川15:33着。
 
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ここで途中下車。改札が仮設になっていて、駅前のアーケードが消滅していたのには驚きました。イベントが行われている駅前を眺めつつ、物産会館で次の列車で飲む酒とつまみを購入し、駅へ戻りました。
 
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糸魚川への道中の空き具合から、のんびり酒を飲もうと思いながら待っていた直江津行はまた413系。
もうがっかりだし、車内も混雑で、酒どころではなくなってしまいました。無理やり、ボックス席に座ります。
 
糸魚川~直江津間は、以前途中下車した駅が多いので、懐かしさを感じながらの道中。やはり注目はトンネル駅の筒石なんですが、列車が駅に着くと、ホームにはギャラリーはいるし、ビデオを回しているマニアもいるわ、そして乗り込む人間もいました。そんな光景を見ると、以前ここに来たことを思い出し、私もまた来たいと思ったのでした。直江津16:56着。
 
飲みそびれた酒をホームで飲んで過ごし、次の列車は17:31発「くびき野5号」
 
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18きっぷで新潟へ行くのにとても都合の良い列車です。混むと思っていたので、指定席を用意しましたが、車内は2~3人しかいませんでした。
 
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直江津からはちょうど夕刻になるので、海岸線では車窓に見とれていました。
 
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日が暮れると、再び走行音録音。
 
M車の自由席へ行くと、こちらは混雑しており、デッキに立つ人も。プラス510円で空いている指定席へ行けるのですが、乗客はシビアですね。
 
新潟19:29着で18きっぷの行程は終着。
 
どこかの店で一杯飲みたいところですが、翌日の競馬予想をしたいので、おとなしくコンビニで酒や弁当を買い、ビジネスホテルへチェックインしたのでした。