朝比奈切通の鎌倉口から住宅街を歩き、幹線道路へ到達。そして「十二所神社」バス停から再び、鎌倉駅行バスに乗車。
 
乗った時には、座席が埋まる程度の乗車率だったのが、バス停に停まる度にお客さんが乗り込んできて、やがて、すし詰め状態に。
 
「満車のため、後のバスをご利用願います」
 
こんな放送を聞くなんて久しぶりですけど、後のバスも満員になっているような気するのですが…。(観光客や、お彼岸で人が多いため) そして、鎌倉駅に着くと、もう人、人、人!
 
そんな中、私は江ノ電のりばへ向かいました。こちらも人が多く、立客大勢で電車は発車。しかし、鎌倉大仏に近い「長谷」でかなり下車客があったので、ようやく落ち着くことができました。
 
人生初の江ノ電。人気がありますね。カメラを構えている人が多いこと。
 
そんな光景に感心しつつ、「腰越」で下車。
 
腰越は義経の腰越状で有名ですが、私の目的は小動岬。ここには、江戸時代末期、相模湾の防御のために築かれた台場があった場所。
 
持参している外川淳氏の著書「河井継之助の真実」によると、台場の痕跡よりは、第二次対戦の要塞があったことが記さているのですが、戦時中の遺跡も興味があるので行って見ました。
 
漁港のそばから台場を眺めれば、いかにも人工的に築かれた崖がそびえ、砲眼と思われる穴が…。そして「立入禁止」の看板。
 
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あんなとこどうやって行くんだ?と思うのですが、マニアの行動力は、想像を越えることがありますからね。
 
この後は、台場の上部にある小動神社へ出向き、展望台で相模湾を眺めます。
 
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今はのんびり景色を眺めることができますが、戦時中は「敵艦来襲!」に備えて、緊迫した時間が流れていたのでしょうね。

この後は一旦、腰越駅へ戻りました。