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宣伝のチラシを見ただけで、先入観を持たなかったので、最初は登場人物がどう展開するのかが読めず、模索しながら見ていましたが、話が進むにつれて引き込まれていきました。

映画の終盤で、主役の男性二人(獅童&賢人)の語るセリフが心に残り、心の中でうなずいていると、周りですすり泣く声が聞こえてきましたので、「他の人も同じように感動してるんや」と思いました。

それくらい心の残る言葉でした。

また、うまい具合に米子の町や海が物語にマッチしていて、「行きたいなぁ」と思わせるのですわ。

中村獅童さんも、竹内結子さんとのことで、あまり良いイメージは持ってなかったのですが、演技に関してはかっこ良い人だと思い直しました。ま、プライベートと演技は関係ないのですけどね。

見終わった後は、晴れやかな気分にさせてくれた映画でした。



尚、鉄道マニアの視点からの付け加えとして…

冒頭でJRの12系客車が登場し、「おおーっ」と興奮していると、その列車の行き先表示は「下関」

現在、このような設定の列車は走っていないので、「なかなか凝ってるなぁ」と思ったのでした。