新発田城は約3時間の滞在。城址公園を出る頃には、夕方になっていましたが、これは想定内。今夜の「きたぐに」の出発(22時58分発)までは、まだまだ時間はあります。
 
ただ、観光スポットは、もう閉館の時間になっているところがほとんどなので、こうなれば風呂だなと。
 
村上市に出向いて瀬波温泉とか考えましたが、調べてみると、新発田にも公共の温泉施設があることがわかりました。
 
「あやめの湯」という名の名称の施設は、新発田駅から少し離れていますが、私にとっては、歩いて行ける範囲。時間によっては、帰りはタクシーに乗れば良いと考え、新発田駅に向かってのんびり歩きだしました。
 
往きとは違うルートにしようと、新発田駅で貰った散策マップを見ながら、古い町並みを見つつ進みます。
 
すると…
 
イメージ 1
 
銭湯を発見しました。
 
実は散策マップに「風呂屋の煙突」との文章があり、新発田市内に銭湯が存在していたのかと知ったのですが、失礼ながら、廃業しているものとばかり思っていたのです。実際に暖簾がかかっている建物を見ますと、「味があるなぁ、行ってみたい」と思いました。
 
しかし、完全に地元密着型の銭湯に余所者の私が行くのには、少し勇気がいるところ。あきらめて、「あやめの湯」にしようと、通り過ぎようとしました。
 
でも、ここで行かないと後悔する気がしまして、結局、行くことに…。
 
私の心配は無用でした。銭湯には先客がいなかったからです。17時を過ぎたばかりなので、まだ風呂には早いのかもしれません。
 
とりあえず、浴室に直行しまして、湯に手を漬けると、めちゃくちゃ熱かったです。
 
でも、せっかくなので、熱い湯でも浸かりたい。私は、湯に体を慣らつつ、何とか浸かりました。だた、長時間は浸かってられないので、出たり入ったり(水風呂がありませんでした)して時間を過ごしました。
 
日頃、週に一回は自宅近所の銭湯に行くくらいですので、新発田で銭湯に入れたのは嬉しかったです。
 
途中、地元の方が一人、入ってこられましたが、すぐ出て行ってしまい、大半を貸切で過ごして、浴室を出たのは、18時を過ぎていました。
 
「また、来てください」
 
番台のおやじさんは、余所者の私にも声を掛けて下さいました。
 
今日は、新発田城だけで待ち歩きは終ってしまいましたが、新発田駅界隈は、観光をしなくても、商店街の喫茶店など、まったりできる場所を今回はチェックすることができたので、次回以降の新潟訪問の参考にしようと思いました。