鬱を患い4年間、SSRI薬を服用しました。一時期は60mg/日も処方される始末。
前回ブログに書いたとおり、「鬱を治すのは、医者ではなく自分。自分が治す」と、2013年夏に決心をして、現在に至ります。
学生時代にボディビルをしていた事、信頼できる先輩や良い仲間に恵まれた事、健康科学の分野が好きだった事。。。
47歳が本気でいろいろトライしてみました。
現在は、鬱の症状はなく、体調も快調。桜を見て美しさを再認識できる、当たり前の生活ができています。
同じような苦しみをもった方がたくさんいると、このブログを通して知りました。
私が試してみた事、実践している事を少しずつご紹介し、お役に立てたら嬉しいと思っています。
私は身長181㎝ 体重は現在90キロ、筋トレ前は80キロでした。
体重は筋トレを再開した10月から、意識的に増やしています。目標は6月までに100キロぐらいにして、その後減量し、夏は腹筋が見える状態まで仕上げようと考えています。
体脂肪は、半年前の方が高かったです。10キロ分の増量がそのまま筋肉とは考えませんが、
「マッスルメモリー」という過去の糧が、比較的早く筋肉量を回復させたのだと思います。
食事は、朝、昼、晩の3回に加え、プロテインを3~5回、食事で鶏肉を1キロ/日を目安に食べてます。
基本、高たんぱく質・高品質油脂・低炭水化物、PFCのバランスは脂肪の減り具合、体重の増減をみながら随時変えていますが、低炭水化物、高たんぱく質(体重あたり2g以上)を守ってきました。
また、油脂もCLA(共役リノール酸)、魚油(オメガ3)を積極的にとり、体脂肪が落ちています。
前回のブログで、ある方より、「いいね!」をいただきました。
その方のブログタイトルは「愛する家族がウツかなと思った時に、貴女の作る食事でウツを改善させる方法」、なんとも愛情あふれるタイトルです。
これをきっかけに「うつ病食」なる分野の情報を探り始めました。すると興味深い事がたくさん!!
筋トレ同様、うつ病でも“血糖値が急激に上下する”ことが問題、うつ病患者にプロテインを勧めている?驚きの情報がたくさんです。
僕はこうした情報を分析し、裏をとり、自分なりの解釈と仮説をたて、実践してみました。
たとえば、最近話題の低炭水化物摂取メソッドについては、炭水化物の摂取が悪いのではなく、“血糖値が急激に上下する”ような炭水化物の摂取方法に問題がある、と言う自論にしています。
血糖値が安定しない事が、体にも脳ミソにも良くない状態をつくる、と整理しました。
故に振り返りになりますが、筋トレ食を始めて規則正しく食事するうちに、筋肉だけでなく、精神的な落ち着きにも効果があったのだ、と思っています。
また、ウツ状態になりやすい原因のひとつに「セロトニン不足」がありますが、「筋トレ食」はそれにも対応していたようです。高たんぱく質の食事のおかげで、セロトニンの原料となるアミノ酸が摂取できている事になり、筋肉ばかりか、脳ミソにも効果があったのです。
もともとアミノ酸についてはボディビルで多少の知識があったので、自覚しているうつ症状に合わせ、色々なアミノ酸の摂取を試みました。中でもトリプトファンは効果がありました。3ヶ月使った結果は良好!毎年季節の変わり目が情緒的につらかったのですが、今年は快調です。やる気などのポジティブな感情が安定飛行しています。また後からボディービルダー筋肉博士の山本義徳さんのセミナーで知ったのですが、「チロシン」などのアミノ酸は“やる気をあげる”ため摂取していましたが、白髪や日焼けの定着などにも効果があると知りました。そういえば、最近白髪が目立たないような。。。
現在、高濃度のビタミンC、5-HTP、セントジョーンズワートなどのサプリも試しています。トレーニングではHIIT、タバタ式トレーニング等の効果も随時ご報告するつもりです。
今回は、「筋トレ食」と「うつ病食」の内容が似ている事。効果として、血糖値の安定をもたらす事、たんぱく質は筋肉だけでなく、脳内物質の為にも有用な事などを書いてみました。
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