産前の場合
産前の調整は、胎盤が完成されてくる安定期（16週目）〜臨月（妊娠36週～40週）までを目安に行います。
ただし、妊娠中のお身体には個人差がありますので、赤ちゃんの発育状況などに合わせ、かかりつけの産婦人科さんに聞いてみてからの産前の調整をお勧めします。
その他条件として
✔血圧140/90以上ないこと
✔病院で張り止めを処方されていないこと
がクリアされていればOK！
産前に調整を行うことで、お身体の不調を軽減し、安心して出産に臨むための下準備をしていきます。
不調のあるままでの出産は母体も赤ちゃんも負担になりますし、少なからず悪影響を及ぼす可能性があります。
産前も産後もですが、日常生活や仕事、育児の中で不良姿勢になる場合が多く、
負担がかかりっぱなしになり、ストレスが蓄積され、身体の不調に繋がっていきます。
ですので、
しっかりとしたカウンセリング、検査で原因を見つけ、的確な施術をしていくことをおすすめします！
当院では、「問診」と「検査」を重要視しています。
当院の「問診」では、産前・産後で生じる症状をお聞きすることはもちろん、
日常生活などの中で不調に繋がる習慣がないかもお伺いさせて頂きます。
「検査」も同じく、骨盤以外の全身にわたって検査を行います。
このように「問診」や「検査」を行うことで、1人1人症状や原因に合わせて的確に施術をさせて頂き、根本からの改善を目指していきます！
産後の場合
テレビや雑誌で話題になることの多い「産後の骨盤調整」にご興味を抱かれている方は多いと思います。
産後の骨盤調整を受けようと思ったら、
✅いつからいつまで通えば良いのか？
✅いつまでに通うべきか？
✅産後すぐはダメなのか？
✅すでに出産から何年か経過しているけど効果はあるのか？
などの疑問が出てくるのではないでしょうか？
そこで、産後の骨盤矯正はいつからいつまで通うべきものなのかをご説明しますね！
結論から言うと、基本的に産後の骨盤調整は産後3ヶ月経過してから通い始めることが推奨されています。
最も効果が出やすい時期は産後3ヶ月目～6か月です。
何年も経過しているからダメという事はありませんが、姿勢の癖などが長く続いていればいるほど変化が出にくく、時間がかかるケースが多くなります。
産後3ヶ月から6ヶ月までに始めるべき理由
一方で、産後すぐの状態であれば、まだまだクセになっていないので、すばやく元のお身体へと戻っていきます。
だからこそ、産後3ヶ月から6ヶ月がとってもおすすめの時期になります！
人の骨盤は基本的に数センチ単位で動く事はありません。
骨盤はいくつもの靭帯で強固に固定されいて、骨盤の中にある内臓を守り、腰の骨(背骨)と股関節の中継地点にあり、身体を安定させる役割を担っています。
しかし、赤ちゃんが、お腹の中から出てくるためには、動かない訳にはいきませんね！
本来は全く動かないものを、数10センチまで拡げる。いかに重労働かが分かります。大変な負担が体にかかっている訳です。
すぐに体のケアを始めたいところなのですが、筋肉や関節の問題だけではありません。体調自体が安定し始める為には3ヶ月は様子を見た方が良いでしょう。
（病院で許可があれば、軽いストレッチや温めることはセルフケアとしてはオススメです！）
この比較的柔らかくなっているこの約3ヶ月間を利用して、骨盤、体のゆがみを正していく絶好の機会なのです。
効果が定着する目安の回数と期間
効果が定着して、お身体が産前の状態へと戻るのは、個人差はありますが10回前後は必要です。
毎日施術を受けるよりも、最初は1週間に2回を目安にお越しいただいて、経過をみながら1週間に1回のペースでお越しいただくようにしていくと効果を実感しやすいです。
産後の骨盤調整をおすすめする理由
①お身体を根本から体質改善しやすい時期だから
全身が緩み、それをもう一度組み立て直そうとしている特別な時期が産後のお身体です。
産後の時期に筋肉だけでなく、骨盤をアプローチすることで根本から改善が出来ます。腰痛を引き起こしやすい方や、授乳時に肩こりしやすい方、歩いていると膝が痛くなってしまう方などには特におすすめです。
②お身体に相当の負担をかけた後だから
出産というお身体に相当の負担をかけてから、ほぼ休む間もなく育児という負担がのしかかっていきます。
育児は前かがみの動作が多く、身体にストレスをかけ続けますので、筋力低下、疲労蓄積、姿勢不良が原因による身体の不調や体型崩れがおきます。
それをそのまま放っておくと膝や腰への負担がかかり、猫背、反り腰、O脚など見た目の異常、腰痛や肩こり、膝の痛みなどに繋がりやすくなってしまいます。
だからこそ、この時期に産後の骨盤矯正で体質改善をして、育児を楽しむためのお身体づくりをおすすめしています。
