2022(令和4)年5月31日(火)~6月2日(木)
神戸から松本へ飛び、松本城、善光寺御開帳、万座温泉(群馬県)3日間の旅、3本めの記事。
翌朝の善光寺お朝事参拝と、善光寺と併せて参ると良いとされる北向観音(上田市)です。
6月1日、日の出から始まるお朝事に参列──
善光寺お朝事
参道にもまだ人が少ない早朝。若干寒いし…。
朝のピンと張った空気で澄んで見える本堂。その中で響く大勢のお坊さんの読経は迫力満点。
途中、銅鑼が大きく鳴り響き、厨子の扉が開けられ前立本尊が現れたハズ。遠くて正直あまりわからんかった😖 前立本尊を拝めたか怪しいけど拝観のハイライトはお朝事と思います。
善光寺郵便局
<風景印>国宝・善光寺本堂と如是姫像を描く
<切手>ふるさと切手・長野県版(2001年)…飯綱山とりんごの花
<小型印>善光寺御開帳
なんか、堂々とした意匠ですな。
さて、善光寺or御開帳の郵便局販売品──
ご当地フォルムカード
いただきもの。いつもありがとうございます。いただいたので買いませんでした😅
ポスト型はがき
これ、ポスタコレクトHPに載ってないんちゃうたまたま買ったけど…。
記念はがき
あと善光寺近辺5局の風景印を押せる台紙が無料配布されてたけどそそられなかった。
長野駅前には善光寺と関係の深い像があります──
如是姫像
善光寺へ向いて花を捧げている姿で、阿弥陀如来に命を救われた、ケチな長者の娘の像。北陸新幹線の金沢延伸時(長野-1北陸新幹線開業 善光寺)以来の訪問だな。
長野駅前郵便局
<風景印>国宝・善光寺本堂と如是姫像を描く
最後に善光寺のロゴですが…
鳩字と言うそうで5羽の鳩が潜んでます。鎌倉の鶴岡八幡宮の蛇が充ててあるのと同じかな。
駅前の廃局になった風景印も出しとこう──
メルパルク長野郵便局(廃止印・購入)
<風景印>長野新幹線(当時の呼び名)とメルパルクビルを描く
メルパルクとは昔は郵便貯金会館といい、大阪のそれにはコンサートに行ったことあるな。
そして2日後、上田市の別所温泉へ──
別所温泉パンフレット
北向観音は(日本ではまず例がない)北向きに建立され千手観音に現世利益を願い、善光寺は南向きに建立され阿弥陀如来に未来往生を願います。現在と未来の片方だけだと片参りとなり、約40kmを隔てて向き合う両寺をお参りするのが良いされる。今の幸せを願い、また極楽世界でも幸せであるようお参りください。(北向観音HPより要約)
北向観音の門前町
かわいらしい門前町で、参拝の前に甘いものを食べる不届き者です😖
北向観音
厄除けでも有名らしく混み合う時も多いとか。本堂内に掛けられている「善光寺地震絵馬」は…
北向観音で厄除札を受けたあと善光寺御開帳に行った者が、善光寺地震に遭遇した際、このお札が身代わりとなり災難を逃れた伝説を描いている。善光寺だけでは片参りと言われるゆえん。
別所郵便局
<風景印>国宝・八角三層の塔に北向観音堂、別所温泉の風景を描く
<切手>国宝シリーズ(1969年)…安楽寺八角三重塔
安楽寺 八角三重塔
北向観音から徒歩10分で信州最古の禅寺・安楽寺に行ける。ここの木造の八角塔としては日本で唯一、国宝に指定されています。
ほんとは善光寺と北向観音を同日にお参りするのがGOODだけど、まぁヨシとしよう。次回は渋温泉と志賀高原です。今日もご覧くださりありがとうございました。
今回のはがき
(通信面)義父所有の絵はがきからアレンジしました。
(宛名面)表裏で善光寺と北向観音、両参り。
今回の風景印集
<挿絵>善光寺御開帳ポスト型はがき