KBS京都ラジオから聞こえてきたのは
強烈にキャラが濃いと思える
京都独特の話し方をされるおじいさんの声だった
それは、ちょうど去年の今頃・・・
パーソナリティの方が
そのおじいさんに
『夢は?』と質問された時
おじいさんは
『夢は夜寝ている時だけ見るもの』と
ピシャリと答えられ
『目標と希望があればよろしい』と
答えられた
何気に聴いていた私にとって
意外な答えと
飾りっ気のない
妙に説得力のある答えが
物凄いインパクトに残り
このおじいさんに大変興味を持ってしまい
それがきっかけで
この方は
桜守の佐野右衛門さんと言う方だと知った
正直・・・
さくらもりと言う言葉を初めて耳にしたので
最初は
意味がわからなかったのだけれど
調べてみると
さくらもりと言うのは
そのまんま漢字にすると『桜守』と言うように
桜に関わっている職人さんの事で
とてもビックリしたのが
京都の八坂神社の円山公園のしだれ桜は
この佐野籐衛門さんが植えられたと言う事
正確には
先代の佐野籐衛門さんですが・・・
知らなかった私にとっては
凄く感動的だった
妖艶で存在感があって
いつ見ても
なんとも言えない気持ちになる
大好きな祇園の枝垂れ桜
佐野籐衛門さんを知る事によって
桜の見方が随分と変わったのと
同時に
この方の
桜を通して人としての考え方や
生き方が
ほんとに素晴らしく
大変感銘を受けています
是非とも読んでもらいたいお薦めの一冊
櫻よ 『花見の作法』から『木の心』まで
佐野籐衛門
そんな佐野籐衛門さんが
今年もこの桜の時期に
KBS京都ラジオにゲストに出演されて
やっぱり
耳を傾けて集中して聴いてしまうぐらい
かざりっけのない口調に
ユーモアのあるおしゃべりが
とても魅力的で
話の内容も
とても素晴らしかったです
特に心に残った言葉
桜は新月から満月に向かって咲く事
上弦の月まで、寒いと、その間
桜は縮んだりしながら満月に向かって開花していくのだそう
太陽は自然の恵みを与えてくれ
月は自然の営みを与えてくれる
自然に反したものが利口
人間が利口なればなるほど、自然を崩壊する
日本を代表する花、『桜』に命をかけた生き方をされているからこそ
日本の文化を重んじられ
自然の事をとても把握されていて
桜を通して
自然の中で生きる全ての者に関して
何が一番大切かと言うことを伝えてくださる
説得力があるのは、この方だからこそ
今の時代に
一番必要なのは
こーゆう方の話をたくさん聴いて
色々な事を教えてもらい
学び生かす事なんじゃないかなと思う
~『櫻よ』佐野籐衛門~から
抜枠
自然をどこまでも破壊してきた人間たちは
最後に自然を愛し続けて生きてきた人間の
心まで奪おうとしている。
このままでいけば、いつか人間は
自然のしっぺ返しを受けるにちがいない。
この本を読んでくれた方々の何人かが
桜を通して、人間は自然と共生して生きるべき
動物であることに気がついてくれたら
幸いである。













