VODAFONE Mclaren Mercedes
MP4-25 CANADA GP
2010
L.HAMILTON
ミニチャンプス 1/43
2010年は創設6年目のレッドブル、
ベッテルがF1史上最年少チャンピオンに輝く。
前年のチャンピオンチーム、ブラウンGPは、
ダイムラーが買収、
メルセデスワークスが誕生。
さらに皇帝シューマッハが現役復帰。
ディフェンディングチャンピオンの
バトンはブラウンGPからマクラーレンへ移籍。
09年チャンピオンハミルトンとの
最強布陣でシーズンへ臨んだ。
レギュレーションについては、
レース中の燃料給油が禁止となり、
マシンは後方へ伸びて大型化。
シーズン最終戦まで
チャンピオン争いがもつれるなど、
熱戦が繰り広げらました。
さて、2010年のMP4-25は
メルセデスエンジン(FO108W)を搭載。
画期的なドラッグ軽減装置Fダクトを開発。
マシン開発のトレンドとなる。
Fダクトはフロントノーズの
開口部から風を入れ、
シャークフィンを通りリアウィングに吹き付ける。
これによりリアウィングのダウンフォースを
剥離させてトップスピードを向上。
ドライバーがダウンフォースを操れる
ギミックでした。
開幕戦で論争の的となるもFIAは合法と判断。
各チーム開発が進みます。
今で言うDRSみたいな感じですね。
ただ、翌年禁止となりDRS導入へと繋がります。
マクラーレンはハンドル裏のダクトを膝で
塞ぐ事でFダクトを使用していましたが、
後付けチームは片手運転でしたから…
フロントノーズは従来路線を捨て、
ローノーズからハイノーズへ一新。
サイドの処理もアグレッシブで、
サイドポットは後方に向け、
上から下に大きく絞られている
ハイエントリーローバックスタイル。
さらに、
エキゾースト周りは左右非対称。

シーズン後半にはTトレイの2段化、
ブロウンデュフューザーの導入、
メインプレーンへのFダクト装着、
など小刻みにアップデートを重ね、
空力へかなり入れ込んだ意欲作でした。
さて、
ミニカーは第8戦カナダGP仕様です。
第6戦モナコでレッドブルは
ワンツーフィニッシュを飾るも、
次戦トルコではまさかの同士討ち。
失意の中で望むカナダGPで、
7戦連続ポールのレッドブルから
ハミルトンが0.268差を付けてポールを奪還。
レッドブルの開幕からの
連続ポール記録が途切れさせます。
ハミルトンは燃料ギリギリでアタック。
渾身の予選でした。
ただし、
予選後、燃料切れのため自走で戻れず、
罰金1万ドルを課されます…
その際のモデルということで、
箱座りしています(笑)
決勝では、
タイヤ戦略の失敗でレッドブルは惨敗。
ベッテルはオプション交換後の
第2スティントで前を抜けずに4位。
ウェーバーはプライムを引っ張るも
グレイニングに苦しみ5位だった。
マクラーレンはレッドブルとは対象的に
オプションスタート。
安定した走りを見せ、
ハミルトンがポールトゥウィン。
バトンが2位でした。
マクラーレンの圧勝となり、
レッドブルは同士討ちの流れを
断ち切れないグランプリになりました。
ただ、レッドブルは以降、
コンスタントに速さを見せて、
ワールドチャンピオンに輝きます。
一方、マクラーレンは、
Fダクト効果もあり最高速度を記録するものの、
高い空力性能を活かす
セッティングを見つけらないまま
シーズン終了となってしまいました。
信頼性の問題、
チームメートとの確執があったとしても、
レッドブルRB6の速さが一枚上手でした。
マクラーレンの独創的な意欲作としては
代表的なマシンと思います。
それでは次のミニカーでお会いしましょう。










