4月28日 土曜日
![くもり](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/027.gif)
久しぶりに、息子とよっくりと話しをしました。
こんなに、じっくりと話したのはいつ以来だったか・・・
今年中3になる息子・・・
今は、中高一貫の私立に通い、基本的には受験がありません。
3年になる今年から、本人の頑張りもあって、特進クラスに上がれて
学校生活は、順風満帆と想われていましたが
息子には、野球と言う一つの目標があり、今の学校は中学では野球部が無くて
クラブチームで硬式野球をやっています。
小学校時代に、日本代表として海外遠征も経験している息子は
野球に対しても、真剣に取り組み文武両道を彼なりに実践しています。
その息子の今持つ悩みが・・・
勉強を選べば今のまま学校でやっていけば、それなりの大学に進むことは出来ます。
今年も、東大、京大、阪大に沢山の合格者を出している学校ですから・・・
しかし、目標・・・夢
の野球を考えると、他の選択肢を考える息子の考えも尊重してやらなければなりません。
今、所属する野球チームに各高校から引き合いが来ているのは事実で
その中には、関西の私立4大大学と言われる学校の付属も何校か含まれています。
その事も含めて、話しを聞くと
息子の希望は将来『早稲田』で野球をやりたい、早稲田実業に行きたいでした。
少々驚きましたが、息子が希望している事まずそれを第一に考えてやらなければなりません。
幸い、所属チーム監督さんが早稲田出身の方で、嫁がそれなりに相談をしたところ
早稲田実業の野球部には寮が無くて、親元もしくは親族も元から通う者しか入部出来ないとの事。
ただ、早稲田大学の野球部は他の学校と違い、セレクション以外の一般入試からの入部も認めているので
そちらにチャレンジも出来ます。
現に、阪神タイガースの岡田監督も一般入試から早稲田のキャプテンまで勤めた人ですから
勉強と取って今の学校に残ったとすれば確実に野球のレベルが落ちてしまいます。
その事が今息子の悩むことのようです。
父として息子にはこう言いました。
『お前の好きなやればいい・・・ただ人生は勉強だけが大事じゃないし、野球が全てでもない』
『自分にとって、一番納得する方向を考えなさい』
『家族はそれを応援する・・・』
これに対する、息子の答えは・・・いつものように
『わかった・・・』
と言葉短いものでしたが、きっと一番いい答を出してくれると信じる父でした。