ボレロの音色・・・ | 空と音色

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気ままな日記です。


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今宵の音色は・・・

ここのところ、キリンラガーのCMでは、色んなバンドを復活させていますね。
その中でも。YMOと共にボレロ狂喜乱舞させた・・・

『サディスティック・ミカ・バンド』
のセカンドアルバム
『黒船』

何年でしたっけぇ~
ボレロ高校2年生の頃のアルバムです。
ファースト・アルバムでのストレートなロックンロールから一変
洗練された音創りにビックリのアルバムです。

メンバーは、加藤和彦、ミカ、小原礼、高橋幸宏、高中正義、今井裕の6人組み
加藤和彦は、ご存知フォーククル・セイダースの加藤和彦です。

加藤和彦ファンのボレロは、ただなんとなく手にしたアルバムでした。
最初に買ったのがこの『黒船』・・・

一度聴いただけで・・・嵌ってしまいました。

日本のバンドで こんなおったんやぁ~が 正直な感想です。
そのぐらい衝撃の音創りで、きっと今初めてこの『黒船』を聴いてもなんら時代のギャップは感じないと想います。

正直、日本での人気はその頃今とは違い、国内バンドの氷河期時代・・・
レコードは出るけどライブが少ない、正直この時期でボレロが観たのは、たった一度きりでした。

この『黒船』はアメリカ、イギリスでも発売され特にイギリスではツアーまでやっています。
その当時の日本では、少し早かったバンド・・・でした。

イギリスでもツアー後、加藤和彦とミカの離婚を機に解散・・・
加藤和彦以外のメンバーは『サディスティックス』として活動しましたが、その後は皆さんご存知のように
高橋幸宏はYMO、高中正義はソロとしての地位を得て活躍、小原礼はニューヨークのJAZZシーンに活躍の場を求めて渡米それぞれに音楽の道を進んでいました。

そして

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1989年

ミカに変るヴォーカリストに桐嶋カレンを迎え・・・とは言え
この当時の桐嶋カレンはまったくの素人、作家桐嶋洋子の娘・・・
と、とんでもない起用でした。

ところが、バンドの雰囲気に嵌ってしまってるんです。
この時も、マツダのCMが切っ掛けで、アルバム1枚、ライブは舞浜の東京ベイNKホールで2回のみの復活でした。

ところが、その復活の反響の大きさに、昔を知るボレロは戸惑い・・・
なんで、こんなに凄い反響があるのん?
やはり、それぞれが日本の音楽シーンでは大きな存在になっていたと言う事でしょうね。

お陰で、ライブのチケットは取れず、涙の飲む所でしたけど・・・そこは!
こう見えても、ボレロはパン屋さんになる前は、音楽関係に身をおいた事があって
それまでは、一度も使った事のない『コネ』をフル稼働し、チケットをGET ・・・

嫁とディズニーランドを兼ねて観にいきました・・・

そのライブは、一言で言うなら豪華絢爛、華々しいライブで如何にもって感じでした。
これは、テレビでも放送されましたから、観られた方もいらっしゃるかも知れません。

そして・・・

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昨年
キリンラガーのCMを観て腰を抜かしたボレロです。

最初は、またぁ~懐かしい曲を・・・誰がカヴァーしてるんと想いテレビを観たら
そこに居るのは、ナナなんと彼らが居るじゃないですか!

誰が歌ってるのん?
まぁ~木村カエラじゃん・・・凄いじゃん

そして、今回もアルバムが出ました・・・テレビにも出ました
ライブもやりました・・・今回も東京だけ・・・シュン

でも、今回はこの再々結成がドキュメント映画になると言いいます。
監督は『パッチギ』の井筒和幸監督
加藤和彦がこのパッチギの音楽を担当した事が縁のようです。

そして・・・GWにはWOWOWで、東京NHKホールでのライブの放送が決まりました!

まぁ~なんとも嬉しい限りです。

でも、今回もこれでサッサと切り上げてしまった彼ら・・・
それが彼らの美学なんでしょうか?

また、何年か先に彼らが復活することを祈るボレロです。


ボレロ個人の好みでお届けしています。
老いぼれの、ひとり言・・・

音を楽しみ続ける・・・

そして今日も音に身を任すことに

One Day Happy