現在進行形のバスボートフルレストア。
船底側の削り作業が一通り終わり、サイドに補強のFRPクロス及びマットを貼って頂いたところで、船底に補強のFRPクロス及びマットを貼っていきました。
FRPクロス及びマットを切り出し、それを適切な順番で、硬化剤を混ぜ合わせた樹脂を塗りながら貼っていくという作業。
今回、この修理をお願いしているマッスルマリン小畑さんの流石の段取りと、レークマリーナさんの御協力で、大掛かりな作業ながらスムーズに進みました。
一日かけてしっかりと硬化させたのち、新たに貼り付けたFRPのバリ取りと、フレームを入れるための下地処理を行いました。
ここから、修復が完了したフレームを入れていくのですが、綿密な計測を行いながら入れていき、最終的に上モノを乗せる時に、ぴったりとハマる様にしていくのだそうです。
船体へFRPを貼っていく作業の傍ら、バウのパネルの修理も行いました。
プラスチックが劣化し、各所が割れてしまい、ネジ穴も効かなくなっていました。
裏側からFRPを貼りました。
また、小型の魚探を取り付けるためのスペースを埋めていたプラスチック板も割れていたので、アルミ板を切り出してはめ込むことにしました。
これで、充分な強度になり、修理が完了したかに思えますが、どうやら、このプラスチックとFRPの相性があまり良くなく、いずれは剥離してきてしまう可能性が高いそうです。
アルミ板の部分にカーボン調シートを貼って、見た目はそれっぽくなりました(笑)