未だ現在進行形のバスボートフルレストア。
そもそも、何故フルレストアしなければならなかったのかというと、これ。
この、ストリンガーと呼ばれる船底のフレーム。
写真のような縦方向と横方向からなるフレームが、船首から船尾にかけて入っているのですが、この横方向の部分が、尽く割れていたことが発覚したためです。
ハル(船底)自体に損傷は見られなかったのですが、ドライブ中に感じていた違和感と、ストレージのカーペットを剥がしてチェックしたことにより見つかった損傷から、船体を開けて見てもらったことで、このフレームの損傷が発覚しました。
この様に、左右のロッドストレージのカーペットを剥がしてみたら、完全に底が落ちていました。
ちなみに、ドライブ中の違和感がどの様なものだったかというと、ラフウォーターライド時に、船体が捻じれている感覚が強くなったということでした。
また、ハルを外側から強く押してみると、若干軋む感覚もありました。
船体を開ける前の時点で、まあ、イッテルだろうなとは思いましたよ…。
問題のフレーム(ストリンガー)は、四分割されて取り出され、すでに修復済み。
現時点は、このフレームを船底に入れる前の段階です。
こうなってしまったのには、様々な要因が考えられるのですが、第一には、私自身の経験及び知識の不足が招いたものと…。
現在は、少しでも作業が円滑に進む様に、私も作業を手伝わせて頂いております。
船底側のゲルコートや剥離したFRPを削り落とし、新たにFRPを貼り、補強してから、補修したフレームを入れていきます。
まだまだ先は長い?