アトラスの剣と魔法に支配された世界、アルカディアでの冒険もとい新婚旅行を終えたギルド「オークブルーム」の一員達。今回は3組の新婚の1組、アレクとフレアの様子を見てみましょう。
フレア「やった。妊娠に成功したわ。」
アレク「どんな子に成るのかな。僕程でも無いけど好戦的な性格になって、フレア程でも無いけど膨大な魔力を持つ子に成るのかな?」
フレア「お互いの長所を引き継ぐ形になりそうね。」
アレク「名付けるとしたらメイガスとかどうだろう?」
フレア「それは早すぎると思うよアレク兄ちゃん・・・」
コルツ「嫌、十分悪くない名前だと思うよ。フレアの潜在能力を上手く引き出せたら両親超えも十分出来ると思う。」
アレク「それは産まれ育ってからの話だと思うが・・・」
カランカラーン・・・
アレク「おっと、来客の様・・・あれ?依頼書が・・・」
フレア「何だろう?」
ライラックの森調査依頼
ライラックの森の奥には翼を持つ森の主がいる噂の真偽を確かめに調査しなさい。
この依頼はアレクとフレアの二人だけで挑みなさい。きっと大きな経験になるでしょう。
依頼主:Y・Y
フレア「なんで私とアレク兄ちゃんへのご指名なの?」
アレク「何か怪しいね・・・悪戯依頼じゃなければ良いのだけど。」
・・・
アレク「ライラックの森ねぇー、前から気になってた森だけど、エルフ族の溜まり場なんだっけ?」
フレア「翼を持つ森の主、エルフに翼って付き物だったっけ?」
アレク「完美世界ってMMORPGなら付いてたけど、他ではあまり見かけないね・・・」
コルツ「DQXのエルフ族にもちょこんと付いてる程度かな。飛べそうには思えないけど。」
ライズ「チラ見したけど、エルフ族の遊撃隊が森への侵入を妨げてる様だぞ。しかも意外と手強いぞ。」
アレク「ソロで突入は無謀すぎると思うけど・・・」
メリル「私も十三神官団とライズと一緒に行ったわよ!遊撃隊の中にアレクと名乗るエルフも居たわ!」
おっと、ライズ&メリルの新婚が割り込んで来ました。
ライズ「え?アレク?もしやまさか・・・」
フレア「ファミリーネームは?」
メリル「ライラックと名乗ってたわ。」
ライズ「ライラックは英語でえるあいえるえーしー(Lilac)・・・やっぱり!」
アレク「その心は?」
ライズ「俺の知ってるアレクとそれに関係する人のファミリーネームは全員Lから始まっている!」
フレア「ええーっ?。」
アレク(世界樹の迷宮を踏破したのに相変わらず感嘆符(!)は言えないんだ・・・)
ライズ「まずはもう一人の俺!ファミリーネームの頭文字しか思い出せないが、Lだ!」
メリル「はっ!」
ライズ「次に俺!ライムは英語でえるあいえむいー(Lime)と書く!」
コルツ(脱線状態だ・・・)
ライズ「そしてお前!リーズは英語でえるいーいーでぃーえす(Leeds)と書く!」
アレク「ああっ!」
ライズ「となれば、アレク・ライラックも仲間にする事もd
フレア「フレイム。」
ライズ「熱っ!火傷した!」
コルツ「ほらフレアに怒られた。」
アレク「はいはいウォーターバレット。」
ライズ「いててっ!」
・・・
アレク「まあ経験値稼ぎの為この依頼は僕とフレアだけで行こう。」
フレア「うん、二人だけで行きましょう。」
メリル「危なくなったらスタコラ逃げてよね!」
アレク「ライズ、アレク・ライラックに期待しない様に。住処が全く違うから。」
ライズ「ふわぁーい。助けてメリルさん、痛いよ。」
メリル「わかったわ、ヒーリング。」
ライズ「ふぃー、癒されるわー。」
アグニ「気を付けてね!フレア!」
こうして、依頼書に添付された地図を見てライラックの森に向かったアレクとフレアだったが・・・
アレク「あれ、遊撃隊が出てこない・・・」
フレア「おかしいわね。もしかしたら作戦会議中なのかしら?」
アレク「でも遊撃中の相手でも十三神官団ですら手を焼く相手だから、厳しい戦いになるのは覚悟しないとね。」
フレア「・・・現在地を確認しましょう。デュマピック。」
アレク「ウィザードリィも知識の範囲内だったか。で、此処は何処?」
フレア「・・・しまった。此処は神隠しの森よ。」
アレク「なっ!一度入ったら最期、別の世界に迷い込んでしまうと噂の森か!」
フレア「く、空間が歪んでくる。」
アレク「騙されたー!!!」
フレア「きゃあーーーー。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
アレク「歪みが収まった・・・フレア、此処でもデュマピック使えるか?」
フレア「試してみる、デュマピック。」
・・・
フレア「無理ね、基準座標が見当たらないわ。」
アレク「つまり、既に別の世界に飛ばされてしまったと言うことか・・・」
フレア「あ、ご丁寧に看板が立っているよ。」
「ようこそ騒乱イバラシティへ」
アレク「・・・よりによってまた栗鼠ゲの世界かよ。それであって和の世界、ニッポンの茨城県に似てる。」
フレア「和の世界は何しも、栗鼠ゲの世界って何?」
アレク「17歳の頃、魔力が暴走して通称六命と言う栗鼠ゲの世界に飛ばされた事が有ってね。栗鼠ゲの世界ってのは創作クラスタが集う混沌とした世界。まるで不思議のダンジョンに踏み込んだかの様に全員レベル1にリセットされると言う。飛ばされた直後は初級魔法しか使えなくて苦労したよ・・・」
フレア「それは大変だったわね。このイバラシティでは?」
アレク「今回は力が衰えてる感はしないが・・・ここはマナが薄過ぎる。」
フレア「私ならマナの力に頼らず戦えるけど・・・」
アレク「良いなぁー、フレアは無尽蔵な魔力を持っていて。」
フレア「古の賢者の血を引いてるんだからね☆」
・・・
アレク「ん?今気がついたけど、依頼主Y・Yって・・・」
フレア「えっ?何?」
アレク「八雲 紫の仕業かー!!!」
・・・
フレア「八雲 紫って誰?」
アレク「おっと、フレアは幻想郷を知らなかったか。簡単に言うと幻想郷の創造主。幻想郷は常識の境界線で隔離された世界。」
フレア「成る程、幻想郷の偉い人って訳ね。」
アレク「嫌、此奴に色々と苦労させられた事が有って。」
フレア「えっ?」
アレク「僕が15歳位の出来事かな、魔法中学校を卒業した頃に突然村に紫が現れて、村中の未成年者に無差別襲撃を仕掛けてきて。」
フレア「無差別殺人って事は無いよね?」
アレク「手加減が入っているようで死者は無し。ただ、殆どの未成年者が全治2、3日の軽傷を負った程度で。」
フレア「アレク兄ちゃんは無事だったの?」
アレク「妹と最後の2人になるまで耐えきったけど、問題はそこから。「よくぞここまで耐え抜きましたね」の一言で突然スキマ空間に飲み込まれて、気がついたら幻想郷に・・・」
アレク、数10分ほど幻想郷での生活を語る・・・
アレク「そんでもって最終的にギルドハウスごと魔法の世界、エレメンタルに逆幻想入りして。」
フレア「それは大変だったわね。でも仲間が出来たのは良い事ね。」
アレク「これで紫の迷惑さが解ったかな?」
フレア「うん、大体解らない。」
・・・
アレク「まあ、こんな栗鼠ゲの世界なんてさっさと脱出しよう、碌な目に遭わないんで。」
フレア「それとなったら、早速情報収集ね。」
アレク「おーっ!」
果たして二人は荊街から脱出する事が出来るのだろうか!?
アレク「と言うより紫、お前が調査しろよ!スキマを巧みに使えばそれ位余裕だろ!」