今読んでいる中村文則の逃亡者に衝撃的な言葉があったので今感じたうちに紹介したいと思う。全部読んでしまった後では何かがはじけてしまいそうだから、まだ新鮮なうちに
登場人物のヴェトナム女性の言葉ががささりまくる。なぜ差別はいけないのか、その人を属性で判断してしまい、その人個人を理解しようとしないからだと。なんとも端的で鋭い。ユダヤ人だから、朝鮮人だからと排除してヘイトスピーチをしては真実は見えない。読み終わったら、何か行動せずにはいられなくなるかもしれない。だから今感じた新鮮なうちに今の本の感想を残しておく。